こんなことがありました!

2019年1月の記事一覧

01/31 最後の県立高校Ⅰ期選抜試験1日目

 県立高校Ⅰ期選抜試験の第1日目が終わりました。 午後1時20分過ぎには受験する全ての高校の作文面接試験が無事に終了し、明日2日目の試験を待つばかりです。 朝の集合確認・報告が入ると、次は何時何分から面接、それが終わると何時何分から面接で、誰々は第2会場だとか色々なことが頭をめぐり、落ち着かない午前中を過ごしました。(ちなみに、タイトルに「最後の」と書いたのは、来年度から入試制度が新しくなるからです。)

 昇降口の靴箱が当然ながらあちこち空いています。 教室へ行ってみると、いつもの半分しか仲間のいない教室で、少人数で集まって自習を行っていました。 表情は穏やかでしたが、きっと心の中ではクラスメートのことを思ってドキドキだったと思います。 友達の心配をしながらも自分の勉強もおろそかにはできません。 明日を心配するものも一緒にいますので、うかつな言動はできません・・・。

 昼食の時間には、金澤先生や蟹巻先生が激励に訪れていました。 おいしいお弁当でおなかを満たして、いつもの元気が出てきたようです。 昼休みはバドミントンをしたり、気を紛らせながら午後に備えていました。 

 今日頑張った生徒が明日は元気な顔で戻ってくることを期待しています。 また、明日受験のメンバーも心を強くして頑張ってきてほしいと思います。 3年生全員で苦しい受験を乗り越えていこう!

  

 

※ お昼の放送の時、放送委員が「今日の特集はありません」と告げると、後期図書委員会委員長の小山君が、原稿を片手にマイクに向かいました。 「放送委員会で特集が無い時、その時間をお借りして図書委員会が本の紹介をしたいと思います。」と話し始め、自分の推薦する本の中身を紹介しました。 まさしくブックトークを始めたのです。 素晴らしいアイディアであり、実行力があるなと感心しました。 新しいことを始める企画力、その準備、実践を他の委員会でもぜひまねてみてほしいと思います。

  

※ 全国的にインフルエンザが大流行していますが、いまだ本校は0です。 玄関先に表示されている町内の状況も比較的穏やかです。 このまま年度末まで行ってほしいと思います。

 1月30日  1月31日 

01/30 読書への姿勢/技術・家庭科

【読書への姿勢】

 新鶴中学校では、毎朝8:15から10分間全学級で朝の読書を行っています。 今日見て回ると、1年生はフッ化物洗口を早く終え、しっかりと本を読んでいました。 その読書へ向かう気持ちに改めて感心しました。 先週の学年通信でも「読書が好きになる8つの方法」という内容の文章を載せて、朝の読書活動充実を訴えていました。 素晴らしいですね、1年生!

 2、3年生は少し慣れが出てきたり、入試対策への時間になってしまっている生徒が見受けられ少々残念です。 面接練習で読書について聞いたところ、「最近はあまり読んでいません。」との答えもありました。 「毎朝10分間ではありますが、学校で〇〇〇という作品を読んで△△△という感想を持ちました。」と比べてどうでしょう? たった10分間かもしれませんが、その読書へ向かう姿勢はいつか大きく評価される時が訪れると私は思います。

  

【技術・家庭科】

 本校の技術・家庭科は、技術分野を教頭先生が、家庭分野を鈴木春恵先生が担当しています。 3階の被服室の壁に、1年間の家庭科学習を振り返った生徒の文章が貼り出されていたので、思わず読み込んでしまいました。 聞くと、年間35時間の予定時間を1月で越えたことで書いてもらったそうです。

 「家庭科の授業を通して、“衣食住”や家族の大切さを学びました。」とか「家で料理の手伝いをすることが多くなったと思います。」といったうれしい文章がたくさんありました。 学校教育の中で一番役立つ学びと思われる「技術・家庭科」ですので、これからの生活にしっかりと生かしていってほしいと思います。 写真では読みづらいかもしれませんので、来月の3年保護者会の折に見ていただければ幸いです。

     

 一方、技術では、今日の昼休み、2年生数名が教頭先生の呼びかけに応じて技術室で作業をしていました。 寒い技術室でヒータを付け、みんなより少し遅れた分を取り戻そうと一生懸命作業していました。 教頭先生によると、今の学習は「森林環境学習」の一環でもあるそうです。 カラクリ人形を思わせる、楽しい作品が間もなく完成する予定です。 

   

 

※ いよいよ明日は、県立高校Ⅰ期選抜試験です。 今日の昼休み、受験者と引率者(朝のみ確認の場合も)で時間や行動の確認等を行いました。 作文(小論文)や面接など、今まで努力してきた成果をいかんなく発揮してきてほしいと思います。 なお、会津工業高校の一部生徒と若松商業高校受験の生徒は、2月1日に試験となります。 

頑張れ3年生!

 

01/29 合格祈願のお守り/学校賞

【合格祈願のお守り】

 本日正午ごろ、JA様より支店長代理の方2名が本校にお出でになり、毎年恒例の「高校受験合格祈願のお守り」を届けてくださいました。 JA職員の方が手作りで準備してくださったものだそうです。 嬉しい限りです。 本当ならば生徒が直接受け取れればよかったのですが、授業中でもあったので校長が受け取り、給食の時間に全員の前で学級委員長の渋川君へ手渡しました。 「きっと勝つ」という願いを込めて「キットカット」のチョコレート付きです。 これで大丈夫と言いたいところですが、JA様の恩に報いるためにも油断なく勉強に励み、志望校合格を自分の手でつかみ取ってほしいと思います。 頑張れ3年生! 春は一歩一歩確実に近づいている!

     

 

【学校賞】

 昨日の新聞発表でご存知の方もいらっしゃるでしょうが、県書きぞめ展において本校が「学校賞」をいただきました。 中学校では13校しか選ばれていません(最高学校賞とか他に上位5校はありますが)。 何と名誉なことでしょうか。 生徒たち全員が頑張って書いたからこそ得られた賞です。 ぜひご家庭でも書き初めを頑張って書いたことを褒めてあげてください。

 また、個人賞として、3年生の「新田健人」君が《書きぞめ大賞》を受賞しました。 本当におめでとうございます。 すごいことです! 地道な努力がこうして認められることは、小さな学校でも大きな自信となり次への意欲につながっていきます。

 これからも全生徒、全職員で頑張ってまいります! オ~ッ(掛け声)!

  

01/28 ALTマロリー先生

 昨年8月に来日し、すっかり日本の生活にも慣れた様子のマロリー先生(ALT)は、ほぼ毎週月曜日と金曜日に本校を訪れます。 今日は2校時目の1-1の英語にお邪魔しました。 机間指導をしたり、対話練習の生徒の相手役を務めてくれたりして英語運用能力を伸ばしてくれています。

 また、教室の壁を見ると、手作りの「役に立つ質問文」という資料を張り出して、生徒たちの興味関心を高め、英語を話そうとする気持ちを育ててくれています。 手書きであるのがとてもうれしく感じます。 時には一緒に運動したり遊んだりする姿も目にしてきました。 英語科の先生方とも息ぴったりの授業が行われていますので、今後とも英語が好きだという生徒が多くなるよう指導を頑張ってほしいと思います。

   

   

 

※ 今日の朝の会は2回目の「廊下での集会」となりました。 このスタイルは、新鶴中学校独特のものです。

  生徒会長のあいさつの後、スキー大会の表彰がありました。 そして、校長講話の後、1年生の新國さんが入学してから今日までの中学校生活や出来事を振り返っての思いを発表しました。 こうした発表の機会を多くしながら表現力を高めようと考えています。 このスタイル(伝統)を引き継ぎながら、共に顔を合わせて活動する「朝の会」をより充実させていきたいと思います。

   

※ 先週木曜日から「全国学校給食週間(1/24~1/30)」が始まっています。 今日は「楢葉町の献立」でした。 明治22年に初めて実施された学校給食は、戦争のために中断されてしまいましたが、昭和22年12月24日より再再開され現在に至っています。 当初12月24日を学校給食感謝の日と定めていましたが、冬休みと重なるため1月24日から30日までの1週間が「全国学校給食週間」となったそうです。

    

01/25 「思い出を刻む時計」/第3回英語検定試験

【思い出を刻む時計】

 昨日のHPの内容をひきずって、今日も「卒業」関連の内容をお伝えしたいと思います。 

 5校時目の3年生の授業は美術で、「思い出を刻む時計」の制作を行っていました。 卒業記念の作品作りということになります。 下絵の完成を目指す生徒、下絵を転写する生徒、彫刻刀で真剣に彫り込む生徒と作業段階に差がありましたが、皆楽しそうに思いを込めて作業していました。 担当の五島先生は、自ら彫刻刀を手に彫りの模範を示したりアドバイスを送ったりしていました。 一生の記念になりますし、時計としても実際に使うことができます。 出来上がりが楽しみです。

         

【第3回英語検定試験】

 今まさにこの時間、2階の教室では「第3回英語検定試験」が行われています。 いつもより人数が少なくてとても残念です。 せっかく昨年から学校を準会場として慣れた環境で受験できるようになりましたし、3級以上の受験料は町が1回に限り補助してくれるようになったのですから、たくさんの生徒にチャレンジしてほしいと思います。 グルーバル社会の現代は、英語力が必要とされる時代ですし、英語検定などの資格を持っていると、進学や就職に大変有利になります。 1、2年生は、今後ぜひ積極的に受験してほしいと思います。 ご家庭でもぜひ背中を押してください。

   

※ 遅ればせながら、昇降口に防寒着をかけるハンガーラックを準備しました。 雪で濡れた防寒着を教室まで持ち込むと廊下まで濡れて危険です。 ウインドブレーカーを着ている子が多いせいか、使ってくれる生徒はまだ少ないですが、人数が増えればラックの数を増やしていきます。 また、別な部屋で乾かしたり、保管に気を付けたりしていきたいとも考えています。

 

 

 

 

 

01/24 「旅立ちの日に」

 今日の2校時目、校内をいつものように巡回していると、3階から歌声が聞こえてきました。 聞いた瞬間、思わず「あっ…、」と声が出そうになりました。 聞こえてきたのは、「白い光の中に 山なみは萌えて~」、そう卒業ソングの大定番「旅立ちの日に」でした。 この曲を聞くと、私は思いがこみ上げてきてしまいます。 年を取ると(まだ若いつもりですが)涙腺が緩くなるようです。 

 もうそんな時期なんだな~とつくづく思い知らされます。 入試にばかり気が行っていると、別れが近づいていることを忘れてしまいます。 生徒たちはまだ明るく歌ってますが、日がたつにつれ歌詞が胸に迫ってくることでしょう。 男女それぞれパート練習をし、最後に1回合わせ(合唱し)ましたが、とても上手でした。 さすがです。 合唱部を中心に美しいハーモニーを奏でていました。 感傷に浸っていたのは私一人だったかもしれません。

       

 

※ 美術室前のギャラリーをいつか紹介しようと思いつつ、今日になってしまいました。 立体作品もたいへんユニークですし、平面のデザインや思いを表現した絵は賞に入っただけあって一つ一つ芸術性が感じられます。 ご来校の際にじっくりご鑑賞ください。

  

※ 本日、学校通信1月号を発行しました。 経費の関係上白黒印刷となっています。 下のPDFはカラーでご覧いただけますのでお楽しみください。

新鶴中学校通信 1月号.pdf 

01/23 県立高校Ⅰ期選抜/100文字提案

【県立高校Ⅰ期選抜】

 昨日、高校入試の県立Ⅰ期選抜志願状況が発表になりました。 昨年と比べて志願者が増え、倍率も大変高くなっています。 生徒は勿論のこと、担任や先生方も心配になってしまいます。 しかし、「二人に一人が落ちるんだよ。」とか「あ~、プレッシャーかけないでください。」と言った生徒もいましたが、押部先生の言葉が効いているのか、比較的動揺もなく落ち着いて生活していました。 自分がぜひ進学したい学校へ自己推薦の形で志願する入試ですので、作文や面接で自分の強い気持ちを精一杯表現し、高校側に選んでもらうしかありません。 もし万が一「内定」とならなくても、Ⅱ期入試があります。 自分に自信を持ち、前向きにトライしていってほしいと思います。 各ご家庭では、体調維持へのアドバイスと栄養ある食事の準備をよろしくお願いします。

  

【100文字提案】

 みのり学級の廊下掲示板に、「100文字提案 私が感動したことばやできごと」と書かれた紙が貼ってありました。 JRC担当の鈴木先生がみんなに読んでほしいと考え掲示したものです。 中学生や高校生の感動が表されていますが、その中に次のような文章が書いてあり納得させられました。

「目の前を塞いでいるのは壁じゃなくて扉なんだ。この言葉は、私の大好きな歌の歌詞の一部です。この言葉に、私は何度も背中を押されました。壁を乗り越えるのではなく、扉を開けて前に進めるように、頑張りたいと思います。」

 他にも素敵な文章がいろいろ書いてあります。生徒たちにもぜひ気づいて読んでほしいと思います。 保護者の皆様も、来校した際にはぜひ目を向けてみてください。

    

01/22 話題たくさんの1日

 今日は書きたいことがたくさんありました。 入試面接指導のため遅くなりましたが、いくつか精選して書いてみたいと思います。

《1校時目:数学》

 1年生の数学は、図形の学習中です。 担当の山口先生は、色チョークや学習プリントを駆使して分かりやすく指導していました。 しかし、図形はわが校数学の最大の課題となっている領域です。 黒板を見ると分かる気がするのですが、実際に作図したり問題を解いたりすると・・・。 授業後、パソコンのソフトを使って楽しく空間認識を高める工夫をしてみてはと提案しました(門外漢ながら)。

   

《犬ではないのですが・・・》

 朝の荒れた天気が嘘のように、昼休みはとてもいい天気になりました。 真っ白に覆われた校庭をまるでワンコのように走り回る〇年生。 童心に帰っているのか、楽しそうではありますが、風邪をひかないか心配です。

   

《5校時目 2年道徳》

 2年生の道徳授業を、K先生が行っていました。 いつもと違う先生が道徳の時間を担当すると、子どもたちは新鮮でいつも以上に学習効果が期待できそうです。 担任や教務がアドバイスし、十分な資料分析と授業構想を行って授業に臨みました。 生徒たちはうれしそうに意見を述べ、活発な思考と意見交換がなされていました。 道徳の授業は本当に大切なので、研究とこうした工夫を続けていきたいと思います。

   

《5、6校時目 3年》

 3年生は「思春期講座」を2時間連続で受講しました。 南会津病院の看護師2名と助産院の助産婦さんがおいでになり、胎児の段階の画像や実際の大きさを形にした胎児(綿や赤ちゃんのモデル人形等)を活用して、とても分かりやすく生命の誕生までを説明してくださいました。 さらには、出産の状況を具体的に示してくださり、生徒自らが胎児役を経験して、お母さんと赤ちゃんが共同作業でこの世に生を受けることを教えてくださいました。 お母さん方も参加して生徒たちと一緒に話を聞いてくださったのがとてもありがたかったです。 現在妊娠中の方の胎児の心音を聞くこともできたようで、生徒にとってはこれ以上ないくらい大切な命の学びができました。

        

 

01/21 今度はダンス!

 大寒も過ぎ、冬が本格化して来そうな頃ですが、少ない雪にホッとする週の初めです。

 3年生は午前中「期末テスト」。 終わったといってものんびりはできません。 職員会議のため3時過ぎには下校していきましたが、下校してからまた受験勉強です。

 1・2年生の体育について書きたいと思います。 柔道、バスケットボールとその内容をお伝えしてきましたが、今はダンス学習です。 昨今の流行に乗ってか、女子も男子も体を動かして表現することがとても面白いようです。 体育館だけでは寒すぎるので、教室や音楽室、イングリッシュルームなど様々な場所を活用して、グループごとに練習を行っています。 今どきの学習はタブレットやスマホで動画を見て確認し、音楽に合わせて自分たちが表現したい動き(ダンス)を組み立てていきます。 独創性や協調性、芸術性、そして体力と色々な要素が必要になります。

 今は練習段階で、どんな構成になり、完成形がどうなるか想像もつきませんが、みんなでアイディアを出し合い、話し合いながら楽しく踊る様子はどのグループも積極的で、アクティブラーニングになっていると感じました。 発表会が楽しみです。

      

 

※ 少しづつ、少しづつインフルエンザが近づいています。 ご用心ください!

01/18 最後の定期テスト/一通の手紙

【最後の定期テスト】

 3年生にとって中学校生活最後となる定期テスト、3学期末テストが今日と来週月曜日に行われます。 受験勉強もしながら、試験範囲に力を入れなければならないということで大変だとは思いますが、誰しも通る道ですのでぜひしっかりと乗り越えてほしいと思います。

 教科によっては、2学期末テストからあまり授業時間がなく、限られた範囲や内容での試験という場合もあります。 しかし、大切な評価の一つであり高校入試にもつながるテストですので、慎重に作成・採点・成績と作業していきます。 1、2年生も3年生の姿を意識して、来年再来年の自分事として応援してほしいと思います。 頑張れ3年生!

   

 

 

【一通の手紙】

 先日、本校を昭和40年代に卒業し県外に住んでいらっしゃる方からお手紙をいただきました。 今年のお正月に大型書店で本校校歌の作曲者「下總皖一」氏関連の本を見つけ購入したので、わざわざ本校まで送ってくださったとのことでした。 「下總皖一」氏は、「♪ささのは さらさら~」で知られる「たなばたさま」の作曲者であり、実は全国的に有名な方なのです。 

 自らが新鶴中学校在籍の頃についてや下総先生のご活躍などについて記されたあと、ぜひ本校校歌の楽譜を手にしたいとのご要望がありましたので、後日送付させてもらう予定です。 数十年過ぎてもこうして新鶴中学校を思い、校歌を懐かしんで頂けるとはありがたい限りです。 卒業を近くして、このように母校を大切に感じてもらえるよう、今の生徒たちに精一杯の愛情と教育を注いでいきたいと決意しています。