こんなことがありました!

2019年7月の記事一覧

7/10 陶芸教室 地域の伝統工芸に触れる/美術:鑑賞の授業

 午後,陶芸教室が行われました。本校で長く続く伝統的な行事の一つです。財団法人伝統的工芸品産業振興協会による教育事業として,地元の窯元の皆さんのご協力を得て実施しています。今回は9つの窯元から18名の指導者の皆さんにご協力いただきました。

 最初に,体育館で酔月窯の西田理人さんから,会津本郷焼の発祥や発展の歴史,さらには会津松平氏の祖 保科正之に関するお話をいただきました。その後,ご指導いただく皆さんの紹介があり,班ごとに会場となる各教室に移動しました。

 各教室では,3年生を中心とした学年混合の班ごとに制作に取りかかりました。校長が入った班では閑山窯のお二人にご指導いただきました。まず,窯元の方による皿,カップ,茶碗の作り方の実演がありました。手回しのろくろを使いながら,あっと言う間に素晴らしい作品ができあがり,生徒たちから拍手がおこりました。

 事前に構想を練りアイデアスケッチをしていたので,一人500gの粘土を使い,すぐに制作に取りかかることができました。窯元の方々に指導いただきながら時間が過ぎるのも忘れて熱心に制作していました。全員が作品を完成させ,片付けの後,生徒が感想を述べ,窯元の方々から講評をいただきました。最後は感謝の心を込めて御礼を述べ終了しました。

 実際に制作することで,ものづくりの楽しさを味わい,伝統工芸の奥深さを知るとともに,地域の素晴らしい伝統への理解も深めることができたようでした。当然ですが,窯元ごとに使用する粘土も異なり,焼き上がりの雰囲気もそれぞれです。今から,生徒たちの素敵な作品が焼き上がってくるのが楽しみです。

 ご協力いただいた窯元の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

【美術:鑑賞の授業】

 陶芸と言えば美術。3校時目に校舎内を歩き授業の様子を観ていたら,美術室から音楽が聞こえ,楽しそうに活動している生徒たちの姿を観ることができました。3年1組の美術で,鑑賞の学習をしていました。カード使ったゲーム形式の学習で,楽しみながら作品や作者について理解を深めることができるようです。

 授業は日々進化しているなと感じました。

7/9 会津少年パトロール隊委嘱状交付/学び合う/次に向けて

 昼休みに会津若松警察署美里分庁舎から2名が来校され,校長室で「会津少年パトロール隊委嘱状」の交付が行われました。委嘱状を交付されたのは生徒会役員の7名です。委嘱状交付の後,任務等についてのお話がありました。

 この「会津少年パトロール隊」は今年で創設3年目を迎え,次の活動に取り組みます。

1 自転車のツーロックの浸透に向けた広報の推進

2 自転車防犯診断の推進

3 少年非行防止や犯罪被害防止などの呼びかけ

4 各校の会津少年パトロール隊やボランティア団体との連携

 まずは,登下校でも使っている自転車への施錠の呼びかけに取り組みます。学校の代表として,犯罪の未然防止に協力してほしいと思います。

【学び合う】

 学校は同じ年代の生徒たちが集まり学び合う場です。その中心は日々の授業ですが,授業以外の場面でも様々な学び合いがあるものです。校舎内を歩いていて,掲示物から生徒たちの学び合いの様子を垣間見ることができました。

 3階の廊下には1年生の道徳の授業の掲示があります。毎週のように新しい掲示がなされていて素敵です。掲示を見て生徒たちが語り合うことで,時間をおいて授業を振り返ったり,授業では触れることのできなかった友達の意見に触れたりして,新たな学びがあるようです。こうしたことの積み重ねを大切にしていきたいものです。

 2階の廊下には2年生の校外学習の新聞が掲示されています。1つ1つの新聞に10枚程度の付箋紙が貼られていました。友達が何を学び,何を感じたのかを新聞を通して知り,それに対する感想を書いたもののようです。1つ1つの学びをさらに広げられることは素敵です。

【次に向けて】

 夏休みが近いですが,学校では2学期以降の取り組みに向けて着々と準備が進められています。その1つは生徒たちによる秋炎祭に向けた取り組みです。現在,実行委員会を開催し,テーマやポスター,テーマソング,ビッグアート等について検討を進めています。

 教職員も9月に実施される職場体験学習や修学旅行に向けて準備を進めています。これらの行事は対外的な部分が大きいので,その準備は大変です。今日は3年生が集会で修学旅行の意義などを確認し,班別の研修コース作成に取りかかりました。行事を行うだけでなく,行事を通して生徒たちが大きく成長できるよう取り組みを工夫していきたいものです。

 教職員の取り組みと言えば,この時期にやってくるたくさんのコンクールへの出品依頼への対応があります。その数は作文だけでも10を超えます。もちろん,すべてのコンクールに応募することは困難です。それでも,授業で扱う,夏休みの課題にする等,担当者が工夫しながら取り組んでいます。

 生徒の皆さんには,積極的に応募してほしいものです。

7/8 学習コンテスト(国語)/今日の数学の授業(5コマ)

 新しい1週間がスタートしました。今日から水泳の授業が始まりました。夏本番です。

 さて,今日は朝の時間に学習コンテストが実施されました。生徒会学習委員会が事前に問題を作成し,その学習の成果をテストで確認するというものです。初めての取り組みとなる1年生の様子を見てみました。問題用紙が配付されると,名前も書かず,すぐに答えを書き始める生徒がたくさんいました。きっと,一生懸命に勉強してきたのでしょう。

 終了後,解答用紙を交換して相互採点を行いました。

 この後,最終的な確認がなされ,満点者や学級の平均点が発表されます。来週16日(火)には数学が実施されます。生徒の皆さんの頑張りを期待しています。

【数学の授業】

 今日は数学の授業が5コマ入っていたので,そのすべてを参観してみました。1校時目は1年2組。「文字式の計算」で教科書の基本の問題を学習していました。生徒が問題の答えを板書し,教師が確認しながら説明するというものです。いつもの授業でも,このパターンで進められることが多く,生徒たちは見通しを持って学習に取り組むことができます。ただ,生徒全体に対する説明なので,一人一人の理解度に応じることは難しいようです。授業終盤の10分間は,ワークの学習に取り組みました。この時間,教師は数学を苦手としている生徒を支援することができます。得意な生徒でワークを終えた生徒にも新たな課題があると良いでしょう。

 2校時目は2年1組。「連立方程式を利用しよう」という学習で,文章題に取り組んでいました。小黒板を使って,1年生での一次方程式による解法を確認した後,今度は2つの文字を使って連立方程式で解くことになりました。ここで大切なのは,何を文字で表し,どのように式を立てるかということのようです。式ができれば,ほとんどの生徒は計算を進めることができたようでした。花の例題で答えの確認まで扱った後,次はケーキの問題が配付され,例題での学習を生かして自力で解くことになりました。時に友達同士で確認しあいながら学習を進めることができました。二人目の教師が配置されており,個別支援にあたっていました。

 3校時目は3年1組。平方根の学習です。黒板に例題を示し,その答えだけでなく,なぜそうなるのかを詳しく説明しながら板書していました。苦手な生徒にとってはわかりやすい説明と板書です。色チョークも工夫されていました。生徒に答えさせながら3つの異なるパターンの例題を説明し,その後,生徒たちが教科書の問題を4問解き,指名された生徒が答えを板書して全体で確認しました。ほとんどの生徒が4問とも正解できたと挙手しましたが,全員ではありません。終盤の10分間はワークの問題を解く時間だったので,こうした時間に正解できなかった生徒を支援していきたいものです。そのため,誰ができて,誰ができなかったのかという確認が大切です。

 4校時目は1年1組。授業の後半,「数と一次式の除法の計算」についての学習を参観しました。「除法は乗法の逆数のかけ算」という話があり,これで生徒たちは理解できるものかと思いましたが,ポイントを板書し,さらに例題でそのポイントを具体的に確認していくという流れで授業が進められたため,十分理解できたように思われました。約分する時の注意点など,できるだけ小さなステップで板書していくのもわかりやすかったです。最後に教科書の問題を6問解きましたが,時間切れだった生徒が多かったようで残念でした。

 5校時目は3年2組。平方根の単元テストでした。終盤10分程度で解答例が配付され,自己採点が行われていましたが,正解できなかった生徒が解答例を見て確実に理解できたかどうかは難しいところです。なお,数学が得意な生徒のためにテスト問題とともに発展的なワークシートが配付され,テストを終えた生徒はその問題に挑戦していたようです。

 数学の学力については福島県全体として課題があるとされていますが,本校においても例外ではありません。小学校からの積み重ねの学習であり,既習事項が十分に理解されていないと新しい学習内容を理解すること難しくなります。したがって,学年が進むにつれて,内容を理解できている生徒と,十分に理解できない生徒との差が大きくなり,授業を進めることが難しくなります。

 本校では,T2として2人目の教師を配置するなどの工夫をしていますが,家庭学習のあり方を含め,さらなる工夫が必要だと考えています。なお,得意な生徒がさらに力を伸ばすことも大切です。福島県では「数学オリンピック」を毎年開催しているので,ぜひ挑戦してほしいものです。希望者は数学担当に申し出てください。

 

7/6 週末も頑張っています! 吹奏楽部 コンクール出場

 今日は吹奏楽部の皆さんが,喜多方プラザ文化センターせせらぎホールで開催された「第57回福島県吹奏楽コンクール・第37回会津支部大会」い出演しました。

 本郷中学校は中学校小編成の部の11番目に登場し,顧問の髙橋先生の指揮のもと「西遊記~天竺への道」を20名で演奏しました。本格的なホールのステージということで緊張したと思いますが,これまでの練習の成果を発揮し素敵な演奏をすることができました。部員数の関係で,複数の楽器をかけもちで演奏する生徒もいましたが,一生懸命に演奏する姿は素敵でした。審査結果は銀賞でした。(演奏中は撮影等ができないので,演奏終了後に外で撮影した画像を紹介します。)

 運動部と違って,吹奏楽部はこれからも活動が続きます。これからも練習を積み,3年生を中心にさらに素敵な演奏を目指して頑張ってほしいと思います。

 今日は,驚くほどたくさんの保護者の皆さんが応援に来てくださいました。ありがとうございました。

 これからも応援よろしくお願いいたします。

7/5 あいさつ運動/御田植祭に向けて/星に願いを!

 毎朝,学級委員等が昇降口であいさつ運動を行っていますが,今日は「社会を明るくする運動」の取り組みの一つとして,地域の皆さんによるあいさつ運動が行われました。「社会を明るくする運動」は法務省が主唱する運動で,「犯罪をなくして社会を明るくするために,すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め,それぞれの立場において力を合わせ,犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を築こう」というものです。

 今朝は,保護司会,更生保護女性会,民生児童委員,主任児童委員の皆さんが,校門でたすきをかけ,登校する生徒たちとあいさつを交わしていました。校門にはのぼり旗が立てられ,生徒たちには運動を呼びかけるボールペンやティッシュなどが配られました。

 会津美里町社会を明るくする運動本部本郷地区実施委員会では,あいさつ運動の他にも様々な取り組みをおこなっています。本校生徒は,本郷こまわり隊の皆さんをはじめ,地域の皆さんに見守られながら成長しています。そのことに感謝しつつ,みんなで犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を作っていきたいと思います。

 

【御田植祭に向けて】

 7月12日(金)に行われる御田植祭(平成31年3月28日に国重要無形民俗文化財指定)」の「獅子追い」に今年も参加します。その事前指導が5校時終了後,体育館で行われました。

 担当教師が,配付資料や画像を使いながら「獅子追い」の持つ意味,当日の具体的な動き,服装などについて説明をしました。1年生も,昨年小学校で参加しており,イメージはできていると思います。当日は体調を整えて参加したいものです。

 終了後,賞状披露がありました。交流卓球大会と県中体連陸上大会の入賞者です。また,保健体育担当教師から水泳の授業の準備について確認がありました。ご家庭でも水着の準備等よろしくお願いいたします。

 

【星に願いを!】

 七夕の時期となりました。今日の給食も七夕こんだてでした。さて,校舎内に七夕の短冊が掲示されていました。放課後,生徒会役員の皆さんが掲示してくれたようです。昨年は竹に結びつけられていましたが,今年は学年ごとに紐を張り,そこに掲示するという工夫がなされていました。生徒はもちろん,教職員の短冊もありました。願いが叶うと良いですね。

 

【6月の出席率】 5月とほぼ同じでした。暑くなってきます。体調管理に注意しましょう。

 1年生 98.8%

 2年生 95.4%

 3年生 98.7%