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2019年5月の記事一覧

5/22 2校時目の様子/QUテスト

 今日は2校時目の授業を参観順に紹介します。

 3年1組は社会でした。授業は小テストでスタートしました。教師が問題を言い,その答えをノートに書いていきます。毎回5問出題され,答えは板書されるようです。プリントが配布されるわけではなく極めてシンプルであり,ノートを見れば重要語句を確認することにもつながるようです。電子黒板が準備されていたので,そこに問題や答えを表示しても良いかもしれません。授業では電子黒板に資料を示しながら,「抗日民族統一戦線」などの語句は,その意味を丁寧に説明していました。ワークシートと板書が対応しているので,生徒は学習に取り組みやすいようです。

 2年1組は理科でした。化学式の小テストに取り組んでいました。生徒に質問すると4回目のテストのようですが,まだ完全には覚えていないようです。繰り返すなど工夫して確実に覚えたいものです。その後,単元の問題プリントの相互採点と復習に取り組んでいました。解答例をもとにしっかりと復習したいものです。具体的な復習への取り組み方を板書しておくのも良いかもしれません。

 3年2組は数学でした。因数分解の問題を解いていました。生徒が板書して解答をもとに,注意点を教師が説明していました。問題を解けたと思っても,まだ共通因数が残っているものがあったり,最後まで解き終わっていないものがあったりするので,全体で確認する意味があるようです。こうした場面での「なるほど」という思いを大切にしたいものです。各自問題を解く時間があるのですが,教科書,ワークの問題を解いたり,解答例で確認したりする姿が見られます。各自で学習に取り組むことはもちろん大切ですが,生徒同士の学びあいのチャンスでもあるので,上手く時間を使いたいものです。

 1年1組は英語でした。教師の英語を聞きながら,ワークに英文を書いていました。ワークの最後の並べ替えは,自分で取り組ませていて,教師は見回りながら個別支援にあたっていました。中学校では英語を書く場面が多くなります。「,」や「.」,大文字や小文字などについても丁寧に指導されていました。

 1年2組は国語でした。条件にあった一文をさがす学習でしたが,まず「一文」の意味について説明がなされ,問題を解く上での注意点が説明されていました。中学校では問われていることに対して正確な答えが要求されます。「本当はわかっていたのに」と言っても,条件に合った形で解答しなければ正解とはなりません。こうした答案作成力も身につけていきたいものです。

 2年2組は校庭で保健体育でした。走り幅跳びの学習のようです。砂場に向かって勢いよく走っていく姿を見ることができました。生徒のいない教室の机やロッカーは整頓されていて素敵です。

 はくほう1組では理科の学習をしているところでした。植物についての問題を問いていましたが,用語が難しいようです。はくほう1組では,校庭で野菜づくりに取り組み始めたので,実際に植物の様子を観察しながら理解を深めることができるようです。

【QUテスト】

 6校時目に各クラスでQUテストが行われました。「よりよい学校生活と友達づくりのためのアンケート」であり,学校生活における生徒個々の満足度や意欲,ソーシャルスキル,および学級集団の状態を測定する心理テストです。生徒たちは質問文を読みながら,マークシートで回答していきます。

 結果は,標準化された客観的な資料として,町教育委員会の学校教育専門指導員の指導を受けながら,学級経営の改善や生徒理解,いじめ防止などに活用していきます。