こんなことがありました!

2019年5月の記事一覧

5/26 陶芸部 ふれあい茶会に参加

 今日も晴天。気温が高くなっています。

 今日は本郷インフォメーションセンター,白鳳山公園を会場に,「第18回炎の郷・向羽黒山城跡 ふれあい茶会」が開催され,陶芸部の皆さんが参加しました。

 地元の伝統工芸品である会津本郷焼は,茶器として使われています。今日のふれあい茶会でも,茶碗はもちろん,風炉,水指,蓋置,建水,茶巾皿,菓子器などとして会津本郷焼が使われていました。本校には焼き釜(電気)があり,陶芸部の皆さんは作品を制作していますが,こうした機会に焼き物についての理解を深めています。

 陶芸部の皆さんは顧問の引率のもと,本郷インフォメーションセンターや会津本郷焼歴史資料展示室でメモを取りながら焼き物について学んでいました。その後,ふれあい席で美味しい茶菓子と抹茶をいただきました。待っている間に,町長さんといっしょになりました。

 体験を通して,地域の伝統文化に触れることができたようです。

5/24 電子黒板の活用・3校時目の授業の様子/教育実習生の授業

 今日は晴れ。気温も高くなりそうなので熱中症への注意が必要です。

 さて,今日は3校時目の授業の様子を紹介します。まず,電子黒板が利用されていた3つの授業を紹介し,次に他の授業の様子を紹介します。

 1年1組は英語です。最初はALTの英語の質問に対して,起立している生徒が挙手して英語で答える活動です。すでに答え終え座っている生徒たちも質問の答えを考えていました。和やかな雰囲気が素敵でした。次にBINGOによる英単語の学習です。いつも行われているので,スムーズに取り組むことができるようです。ここで,電子黒板の登場です。単語が黒板に投影されます。通常,白いスクリーンを引き出して映し出しますが,この授業ではそのまま黒板に投影します。それでも何とか見ることができます。ALTが英語で発音すると,教師が該当する単語をチョークで囲み,日本語で意味を言います。生徒は該当の単語を事前に記入してあるシートから探します。電子ペンを使わなくても該当の単語を囲むことができます。スクリーンの出し入れが不要で簡単です。しかも,ただ音声で単語を示すより圧倒的に理解しやすい方法です。「・・・しなければならない」という考えにこだわらず,使いやすい方法で電子黒板を使っていきたいものです。

 3年2組は社会です。歴史の学習で太平洋戦争を扱っていました。ここでは,教師用デジタル教科書が使われていました。スクリーンに生徒の教科書と同じものを投影できます。この授業では,ミッドウェイ海戦を知らせる新聞記事を拡大して内容を確認した後,実際の海戦の様子を示す動画を見て,正しい情報が当時の国民に伝えられていなかったことに着目させていました。また,教科書に掲載されている地図も拡大して示せるので教師の説明がよく分かるようです。その後,当時の国民の生活の様子を動画で見ようとしましたが,うまく動画がスタートしませんでした(後に見ることができました)。こうしたトラブルが授業のスムーズな流れを止めてしまうのが残念です。しかし,それを恐れては使うことができないので,工夫・改善を続けていきます。

 2年1組は理科でした。実験のまとめをしていましたが,授業の最後に動画を見ているところでした。教室に電子黒板があるので,気軽に動画を見ることができます。この時間は,生徒たちが理科室で行ったスチールウールの燃焼実験を巨大な形で行った様子を見ていました。理科室での実験レベルでは質量の変化が実感しにくいのですが,巨大な実験によって質量の変化が目に見えるようになります。生徒たちが食い入るように見ているのが印象的でした。デジタル教材には様々なものがありますが,生徒の興味を高め,理解を深める教材を見つけ出すことも教師の大切な仕事です。

 1年2組は国語でした。ワークの問題を解き進めていました。指名された生徒が答え,それを確認していく形です。それをもとに教師が説明を加え,読みを深めていきます。問題によっては,文章を読み,自分で考え,自分のことばで書くことになります。各自書いたことを発表していましたが,ここでより多くの交流の場面ができれば,様々な見方に触れることができ,さらに読みを深めて行くことができることでしょう。

 はくほう2組は数学でした。章の問題を解いているところでした。1対1の授業のよさを十分に生かして,理解を深めていきたいものです。はくほう1組も数学の学習でした。比例・反比例の学習ですが,これまでより難しい問題を解いているようでした。

 3年1組は保健体育です。校庭で走り幅跳びの学習をしているようです。暑くなってきましたが,きびきびと動いているように見えました。生徒たちのいない教室の様子も紹介します。

 2年2組は数学でした。等式を変形して文字で表す学習です。少し生徒たちにとって難しい内容だったようですが,気軽に質問したり,生徒同士で教え合ったりしていて雰囲気の良さを感じました。8つの問題が板書されていますが,3つにレベル分けし,少なくとも3問目までは全員が解けるようにしようという目標のもと学習に取り組んでいました。各自問題を解いている時に教師が個別支援にあたっていました。数学は個人差が大きいので,それに対する工夫が大切です。

【教育実習生の授業】

 現在,2週目となっている教育実習ですが,5校時目に実習生が保健体育の授業を行いました。本校教師の指導のもと,1年生の走り幅跳びの授業を4時間のスパンで指導計画を考え,本時は3時間目となります。「素早く,強く踏み切ろう!」という学習課題のもと,踏み切りのリズムを中心に練習をしました。授業の開始時から「タン・タン・タ・タ・タン」の踏み切りのリズムが意識されており,手拍子で確認したり,ペアでリズムをかけあったり,また,上手くリズムの取れない生徒には「パン・ケーキ・た・べ・たい」など言葉でリズムが取れるように工夫していました。踏み切りの早さ,強さを理解する場面では,実習生が師範しました。生徒が練習の意図を理解して活動していたようです。

 実習生の指示で生徒がスムーズに動いており,日頃から学習訓練がなされていることがうかがえました。ほとんど授業の経験のない実習生ですが,しっかりとした授業ができていたように思います。あと1週間の実習で,さらに学校現場での学びを深めてほしいと思います。

【熱中症に注意!】 無理せず,こまめに水分補給を!

 この週末は,猛暑日になるという予報が出ています。熱中症には十分注意しましょう。部活動など学校での活動だけでなく,戸外で活動したり,家の中で過ごす時にも注意が必要です。なお,学校に持参する水筒にスポーツドリンクを入れてきてもOKです。水分とともに塩分も補給しましょう。

 

 環境省「熱中症予防カード」から要点を紹介します。

【こんな症状があったら熱中症を疑いましょう】

 軽度:めまい,立ちくらみ,筋肉痛,汗が止まらない

 中度:頭痛,吐き気,体がだるい(倦怠感),虚脱感

 重度:意識がない,けいれん,高い体温,呼びかけに対し返事がおかしい

 

【熱中症の予防法】

 ・暑い時には無理をしない(体調の悪い時は特に注意する)

 ・日陰を利用,こまめに休養

 ・日傘,帽子,涼しい服装

 ・こまめに水分,塩分を補給

 

【こんな日は熱中症に注意!】

 ・気温が高い

 ・湿度が高い

 ・風が弱い

 ・急に暑くなった

 

【熱中症になった時の対処】

 (意識がある,反応が正常の時)

  ・涼しい場所へ避難させる

  ・衣服を脱がせ,身体を冷やす

  ・水分,塩分を補給する

 (意識がない,反応がおかしい時)

  ・救急隊の要請をする

  ・涼しい場所へ避難させる

  ・衣服を脱がせ,身体を冷やす

  ・医療機関に搬送する

5/23 健康診断/授業のパターン・授業の様子

 今日は尿検査(1回目)と歯科検診がありました。4月10日の身体測定からスタートして,眼科,耳鼻科,内科,心電図と健康診断が行われてきました。今日で一連の健康診断が終了します。

 生徒の健康診断は学校保健安全法に基づき,毎年実施されているものです。健康診断の結果に基づき,再検査等の必要な生徒に対しては保護者への協力を依頼しますので,早めに専門医等を受診してほしいと思います。

 

 さて,今日も参観した授業の様子を紹介します。今日は授業のパターンと生徒の学習を視点に参観してみました。教師によって授業のスタイルがあり,通常同じような流れで授業が進められていきます。同じ教科でも担当者が異なれば授業の流れは異なるし,同じ担当者でも学年・学級によって授業の流れが違う場合があるものです。

 1年と3年の数学の授業です。解法の説明の後の問題演習では,生徒各自が問題を解き,指名された生徒が黒板に解答を書き,それを教師が説明を加えながら,全体で確認していくというスタイルです。ただ問題を解いて,正誤を確認するだけでなく,正解を導くためのポイントが説明されるので生徒は理解を確実にすることができます。また,各自問題を解いたり,指名された生徒が板書する時間は,生徒が比較的自由に学習に取り組めるので,一人一人に応じた学習が可能になります。実際,指示された問題を解き終えると,ワークの問題を解いている生徒が多く見られます。いつも同じパターンで授業が進むことで,自分のペースで学習に取り組めるようです。ただし,数学を苦手とする生徒に対する指導・支援が必要です。今年度から,できるだけ2人目の教師を配置して個別支援にあたっていますが,今後も工夫していきたいと思います。質問できる生徒も育てていきたいものです。

 1年と2年の理科の授業です。電子黒板を使って説明が行われ,そこに表示されるスライドをもとにしたプリントが配布されています。電子黒板を使った説明は見やすく,理解しやすいようです。ただ,生徒は電子黒板に映し出されるものと同じようなプリントを受け取ることで,安心してしまうこともあるようです。プリントに教師の説明の要点等を書き込んでいる生徒も見られるので,こうした取り組み方を他の生徒にも広めていきたいものです。

 2年と3年の社会の授業です。ワークシートを使って教科書から要点を抜き出し,それを生徒が板書して,教師が説明を加えながら全体で理解を深めているパターンです。このパターンが定着しているので,ワークシートが配布されると,すぐに学習に取りかかることができます。該当する教科書のページが板書されるのも生徒の学習を助けています。また,板書はワークシートと同じ形になるので,生徒が理解しやすく,書き込みなどもスムーズに行っています。

 校庭では保健体育の授業が行われています。ここでのパターンは移動や整列,準備運動でしょうか。授業途中で,教師が説明をする場合でも,すぐに集合したり,整列したりできることは大切です。そうしたことが当たり前にできることで,学習の質を高めることができるものです。

 授業の流れが定まっていると,生徒は見通しを持ち,安心して学習に取り組めるようになります。ただし,いつも同じように繰り返すだけに,授業のマンネリ化には注意し,常に検討し,改善を加えていく必要があります。繰り返すことで,良いことはさらに良くなりますが,反対の面もあることを忘れてはいけません。

 以上,今日はパターンを念頭に置いて授業について書きましたが,参観した他の授業もいくつか紹介します。

 1校時目,1年2組は家庭でした。これまでの学習のまとめとして,「栄養素・食品にいついての新聞制作」に取り組んでいました。必ずまとめを書くという約束がありますが,あとは自由にまとめているようでした。色ペンを使うなど工夫しながらまとめる姿が見られました。

 

 2校時目の授業の様子です。3年1組は社会でした。電子黒板が使われ,そこに映し出された地図に電子ペンで書き込みが行われていました。それを見て生徒が教科書の地図に同じように書き込んでいました。地図上の位置などを言葉で伝えるのは難しいのですが,地図を拡大して提示し,そこに書き込むことで生徒の理解を容易にしていました。

 3年2組は英語でした。終盤,教師が出した課題について,できた生徒から教師のチェックを受けるというものでした。一斉指導だけでなく,一人一人が学習できる場面は大切です。その際は,具体的に何に取り組むのか明確にし,苦手な生徒も取り組めるようにしていきたいものです。

 2年1組は数学でした。単元テストが終わり,次の単元の導入で1年の学習の復習を行っていました。数学は系統性のある教科なので,こうした振り返りは大切です。

 はくほう1組では社会の学習をしていました。奈良時代あたりの学習のようです。人名や語句がたくさん出てくるので難しいですね。

 

 1年2組は理科でした。班ごとに観察の考察を話し合っているようでした。4人程度の少人数での話し合いです。こうした学びあいの機会を多く持ちたいものです。

 1年1組は数学でした。正負の数の割り算の問題を解きながら,符号について学習していました。途中,「5÷0」について考えていました。「あれっ?」と思うことについて,みんなで考えてみるのは楽しいものですね。

5/22 2校時目の様子/QUテスト

 今日は2校時目の授業を参観順に紹介します。

 3年1組は社会でした。授業は小テストでスタートしました。教師が問題を言い,その答えをノートに書いていきます。毎回5問出題され,答えは板書されるようです。プリントが配布されるわけではなく極めてシンプルであり,ノートを見れば重要語句を確認することにもつながるようです。電子黒板が準備されていたので,そこに問題や答えを表示しても良いかもしれません。授業では電子黒板に資料を示しながら,「抗日民族統一戦線」などの語句は,その意味を丁寧に説明していました。ワークシートと板書が対応しているので,生徒は学習に取り組みやすいようです。

 2年1組は理科でした。化学式の小テストに取り組んでいました。生徒に質問すると4回目のテストのようですが,まだ完全には覚えていないようです。繰り返すなど工夫して確実に覚えたいものです。その後,単元の問題プリントの相互採点と復習に取り組んでいました。解答例をもとにしっかりと復習したいものです。具体的な復習への取り組み方を板書しておくのも良いかもしれません。

 3年2組は数学でした。因数分解の問題を解いていました。生徒が板書して解答をもとに,注意点を教師が説明していました。問題を解けたと思っても,まだ共通因数が残っているものがあったり,最後まで解き終わっていないものがあったりするので,全体で確認する意味があるようです。こうした場面での「なるほど」という思いを大切にしたいものです。各自問題を解く時間があるのですが,教科書,ワークの問題を解いたり,解答例で確認したりする姿が見られます。各自で学習に取り組むことはもちろん大切ですが,生徒同士の学びあいのチャンスでもあるので,上手く時間を使いたいものです。

 1年1組は英語でした。教師の英語を聞きながら,ワークに英文を書いていました。ワークの最後の並べ替えは,自分で取り組ませていて,教師は見回りながら個別支援にあたっていました。中学校では英語を書く場面が多くなります。「,」や「.」,大文字や小文字などについても丁寧に指導されていました。

 1年2組は国語でした。条件にあった一文をさがす学習でしたが,まず「一文」の意味について説明がなされ,問題を解く上での注意点が説明されていました。中学校では問われていることに対して正確な答えが要求されます。「本当はわかっていたのに」と言っても,条件に合った形で解答しなければ正解とはなりません。こうした答案作成力も身につけていきたいものです。

 2年2組は校庭で保健体育でした。走り幅跳びの学習のようです。砂場に向かって勢いよく走っていく姿を見ることができました。生徒のいない教室の机やロッカーは整頓されていて素敵です。

 はくほう1組では理科の学習をしているところでした。植物についての問題を問いていましたが,用語が難しいようです。はくほう1組では,校庭で野菜づくりに取り組み始めたので,実際に植物の様子を観察しながら理解を深めることができるようです。

【QUテスト】

 6校時目に各クラスでQUテストが行われました。「よりよい学校生活と友達づくりのためのアンケート」であり,学校生活における生徒個々の満足度や意欲,ソーシャルスキル,および学級集団の状態を測定する心理テストです。生徒たちは質問文を読みながら,マークシートで回答していきます。

 結果は,標準化された客観的な資料として,町教育委員会の学校教育専門指導員の指導を受けながら,学級経営の改善や生徒理解,いじめ防止などに活用していきます。