日誌
3/23 今日の本郷中
ついに3学期最終日を迎えました。空は晴れ渡り冷え込みも厳しく、校庭の水たまりには氷が張り詰めていました。本郷中のシンボル「さわやかあいさつ本中生」の看板が朝日に輝いていました。
寒い中ですが、今朝もこまわり隊の皆さん、交通安全指導員さんに見守られながら生徒の皆さんが登校しました。1年間、暑い日も雨の日も吹雪の日もありました。本当にありがとうございました。
花壇の花々も雪に覆われながらも負けじと太陽を待っていました。
遠くの博士山もくっりりと見えました。いい修了式となりそうです。
今学期最後の授業を参観しました。
2年の社会です。日清・日露戦争の時代についての学習です。軽工業から重工業への進展や交通の発達など近代産業について学んでいました。足尾銅山の鉱毒問題やその背景などについての説明を聞きながら理解を深めていました。最後まで、主体的な態度で授業に臨む様子から2年生のすばらしさを改めて感じました。
1年の理科は、地球温暖化に関する内容についてのビデオを視聴していました。メタンハイドレートとの関連などにも触れ、地球環境の保全に対する関心を高めていました。熱心な態度でビデオ視聴する姿は、一年間の学びの成果と生徒たちの成長にうれしくなりました。
1年の音楽の授業も参観しました。音楽室で久しぶりの校歌等の歌唱の後、今年度ご寄付により整備した多目的室「山浦ホール」で鑑賞の学習をしました。日本や世界の民謡を大型ディスプレイと高性能スピーカーで視聴しました。迫力ある画面と音に最後まで集中して学ぶことができました。
また、音楽の教員は、定年でご退職されるので今日が最後の授業でした。1年生の代表生徒がお礼の言葉を述べ皆さんで大きな拍手を贈りました。教員からは「一年間の1年生の成長がたいへんうれしくこれからの活躍を応援している」との話しがありました。このようにみんなで感謝の気持ちを伝えられるように成長できた1年生の皆さんにも大きな拍手をおくりたいと思います。
修了式を行いました。久しぶりに全員そろっての儀式です。整然とした入場・整列もでき気持ちよく式を始めることができました。
各学年の代表生徒に修了証書を渡し、式辞を述べました。1年間の生徒の皆さんの頑張りや頑張りを支えていただいた方への「感謝」する気持ちの大切さについて話し、全員でこの1年間、がんばり合えたことに感謝し合うために、「1本締め」を行いました。
また、50周年記念講演会で講演いただいた猪俣さんより、本郷中学校の生徒さんに是非おすすめしたい書籍に出会ったと連絡があったことを伝え、「なぜ僕らは働くのか」という本を紹介し春休み是非手に取ってほしいことを伝えました。
明日から、春休みとなります。部活動も明後日から再開することになります。生徒指導担当からも無理することなく徐々に活動することを伝えました。
生徒の皆さんのがんばり、保護者、地域の皆様のご理解とご支援、そして教職員の工夫により、コロナ禍でしたが充実した学びとすることができたと感じています。改めて皆様に深く感謝申し上げます。
元気よく、下校した生徒の皆さん。
職員室前の梅ももうすぐ開花のようです。新たな年度にむけての準備が始まります。
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