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2019年9月の記事一覧

9/22 ICT教育の導入状況

 連休中も生徒たちは部活動に取り組み,間近に迫った新人総合大会に向けて頑張っているようです。

 さて,今朝の地元紙・福島民報の1面トップに「県内公立校 ICT教育の導入低調」という記事が掲載されていました。情報通信技術(ICT)教育の県内公立学校への導入状況が,全国に比べて低調なことが文部科学省の調査で明らかになったというものです。

 そこで本郷中学校のICT教育の導入状況を簡単にご紹介します。

 まず,ICTの整備状況です。新聞には「コンピュータ1台当たりの児童生徒数」の目標値が3.0人/台,「普通教室の無線LAN整備率」「インターネット接続率」「普通教室の大型提示装置整備率」がそれぞれ100%と掲載されていました。本校のコンピュータ1台当たりの児童生徒数は目標値である3.0人/台には届いていませんが,全国平均値や福島県の平均値を上回っています。また,それぞれの整備率,接続率は100%で目標を達成しています。

 昨年末にコンピュータ室のパソコンがリニューアルされ,11台のタブレットパソコンが導入されました。普通教室には電子黒板(大型提示装置)が設置されました。したがって整備状況はほぼ満足できる状況にあります。

 次にICTを活用した教育活動の状況です。コンピュータ室の活用や授業等での電子黒板(大型提示装置)やタブレットの活用については,これまでもブログ記事で紹介してきました。今年度は教師用デジタル教科書も一部の教科で導入しています。また,映像を直接黒板に投影し,チョークで書き込んでいくなどの方法も取り入れています。教科化された道徳の授業での活用も見られます。

 

 ただ,ICTの活用はそれぞれの教師にゆだねられる部分が多く,日常的に活用している教師が見られる一方で,ほとんど利用していない教師も見られます。

 そこで本校では,6月に電子黒板研修会を行うとともに,今年度の現職教育のテーマをICTの活用とし,ICTの活用を位置づけた研究授業を各自1回以上行うこととしています。24日には音楽の研究授業が行われます。

 以上,本校のICT教育の状況について簡単に紹介しました。授業における具体的な活用例及び成果や課題は過去のブログ記事に掲載しております。恵まれた環境を生かして,これからも授業の充実に努めていきます。