こんなことがありました!

日誌

◆05/27 教育実習始まる/作業学習

【教育実習始まる】

 衣替え移行準備期間となった今日から、生徒達は上着を脱いで夏対応で登校する生徒がほとんどでした。 今日もとても暑かったですね。 登校する際、気候、気温に適した服装をさせてください。

 さて、本校卒業生のF.R.さん(匿名とします)が今日から3週間、教育実習を行います。 彼女は仙台市内の大学に在学中で、保健体育科の教員目指し1年2組に所属して実習に励みます。 朝から、学年集会や職員室で紹介され、その挨拶を聞いているととてもしっかりしている印象を受けました。 1-2の学級では、生徒達はウキウキ、ワクワクといった様子でした。 初めてのことばかりで大変だと思いますが、生徒達に真正面から向き合って教育(指導)の基本を学び、精一杯先生の卵として活躍して欲しいと思います。

  

【作業学習】

 1時間目が始まる前、けやき学級の生徒が校長室前を横切って歩いて行きます。 作業学習のようです。 思わず追いかけてみると、お隣の家の土地をお借りして畑を作り、トマトやキュウリ、カボチャなどの苗を植えている所でした。 雑草が生えないように黒ビニールで土を覆い、啓子先生の指導に従って丁寧に一つ一つ植えていきます。 男子は水がたっぷり入って重くなった如雨露を運び、苗にたっぷりと灌水していました。 収穫まで、添え木をしたり除草をしたりと手をかけて、おいしい野菜ができれば大きな喜びにつながるだろうと思います。

   

 

※ 昨日は早朝6時より「PTA奉仕作業」にご参加いただき、ありがとうございました。 改めて今日校庭を眺めてみると、本当にさっぱり、すっきりとなりました。 多数の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。

 

 

 

◆05/24 安全で美しい学校に

 今日はとても暑い1日でした。 全国的に30度を超えるところも予報され、明日、明後日も注意報・警報が出るレベルのようです。 部活動や家庭での生活では水分補給を怠らず、暑い中身体を動かして無理をしないよう気をつけて欲しいと思います。 安全な生活を自ら考え判断できる力をつけさせたいものです。

 さて安全と言えば、今日本校では「防火扉」「防火シャッター」の点検が行われました。 一部不具合もありましたので、教育委員会と相談して対策をとっていきます。 校舎は平成7年に建築されたもので20数年経っていますので、学校事故など起きないよう、点検やメンテナンスを確実に行わなければなりません。 生徒達が安全な学校生活を送れるよう物的管理をしっかり行っていきたいと思います。

   

 昨日、県学校緑化推進委員会両沼支部長校である会津農林高校から、花の苗をいただきました。 今日さっそく「けやき学級」の生徒達が昇降口前の花壇に植えてくれました。 1校時目と6校時目に行ったようですが、作業風景は撮影できませんでしたので、できあがりのきれいな花々を写真でお目にかけたいと思います(花はもう少しありますよ)。 桜やチューリップに代わり、これからはベゴニアなどが生徒達を迎えてくれます。 もう少ししたら、アジサイかな・・・?

 

 

※ 来週31日(金)に第1回英語検定が行われます。 また、来月6月14日(金)には漢字能力検定が予定されています。 今回受験できなかった生徒は、第2回、第3回にチャレンジして欲しいと思います。 英検3級以上の受験料は町が補助してくれます。

 

◆05/23 授業の様子から

 天候も春から夏に向かいつつある最近、学校行事も一段落して中体連総合大会に向かって着々と準備が進んでいます。 生徒達の家庭での様子はどうでしょうか? 「慣れ」が少し悪い面につながっていませんか(“適当”とか中だるみとか)? 学校では改めて夢とあこがれ(目標)に向かわせようと手綱を引き締めています。 

 今日は午後から出張が入っているため、1時間目と3時間目に先生方の指導と生徒達の学習ぶりを見てまわりました。 2年生の技術科では栽培の学習として、ミニトマトの種植えを行っていました。 苗から育てるのでなく、一人一人小さな鉢に種を植え、如雨露で水を与え、今後の学習を見通していたようです。 無事全員のトマトが実ることを祈りたいと思います。 鳥に食べられたりしませんように。

 技術室の隣の美術室では、3年生が鏡とにらめっこしながら、自画像を描いていました。 「私との対話(絵画)」という単元で自分を見つめ、構図や色彩を検討して自画像を制作する2時間目だったようです。 構想の固まらない生徒もいましたが、用紙を縦にしたり横にしたり、はたまた顔の角度を変えて鏡をのぞき込んだりしながら鉛筆を走らせていました。

 さらに川綱先生の社会科の授業もお邪魔しました。 授業内容はまとめ終わり、何やら先生のお話が興味深く語られていました。 どのような内容であったかは、生徒に聞いてみてください。 生徒達は目をキラキラ輝かせながら熱心に聞いていました。

 生徒が分かる授業、できる授業を目指し、さらには興味深く学びに向かう力が強くなるような授業作りに努力していきたいと思います。(カメラを向けると、積極的に顔を向けたりピースしたりする子もいるのですが、個人がはっきり特定できるようなものは避けて載せたいと思います。) 

   

 

 授業が終わると、生徒達はサブバッグに学習用具を入れて次の学習教室へ移動していきます。 本校独自の教科教室型の様子が下の写真です。 時に大混雑になる場合もあるようです。 しかし、学びを求めて、自から考え、準備を整え行動する、将来につながる学習(生活)習慣が養われていると思います。 

 

 

※ 昨日、先生方の研修(道徳授業)の様子をお知らせしましたが、今日早速そのまとめとして「現職通信」が発行されていました。 中心となっている佐藤先生に感謝です。 素晴らしい意気込みです!

 

◆05/22 英語コース別学習スタート!/ローテーション道徳

【英語コース別学習スタート!】

  今日から英語の「コース別学習」が始まりました。 「コース別学習」とは、学年の生徒に文殊(基礎)コースと伊佐須美(応用)コースを選択させ、人数が多いコースはさらに2つに分け、3人で指導に当たって自主的に学習しようとする意欲を高め、目標に応じて学習を充実させていくものです。 英語科3名が同じ時間に同じ部分(主に表現活動)を指導します。 テストや教材の関係もあり、常にとはいかないとは思いますが、適宜採用して英語力を向上させていきたいと思います。 

 最初の授業となった今日は、今までに教わったことのない先生の授業というクラスもあり、期待と緊張に包まれつつも楽しそうに学習していました。 応用コースでは英語を多く使った授業で、辞書を使ったりラインマーカーで重要ポイントを確認したりしていました。 基礎コースでは自己紹介があったり、予習の確認があったりと、それぞれにコースの特色を出した授業になっていました。 指導形態を工夫しながら、生徒の学力を育てていきたいと思います。

   

  

 ちなみに、別な時間に数学科の「コース別学習(先生方の縦持ち)」も見ました。 一生懸命学んでいました。

  

 

【ローテーション道徳】

 新しい学習指導要領では道徳が「特別な教科」となり、教科書を使って授業が行われ、評価も実施されることになります。 本校ではそうした変化に対応すべく、「ローテーション道徳」を行う試みをスタートしています。 今までは学級担任が自分のクラスを授業することが多かったのですが、今年は学年スタッフがローテーション(順番)で全てのクラスを交代に授業することにしました。 今日は、3年生の授業を全員で参観(互見授業)し、授業後に協議して授業のあり方を研究しました。 指導する先生はもちろん、生徒も見る先生もみんな真剣でした。 

 こうした研究をとおして、よりよい授業を求め、生徒達の成長のために研鑽を深めて参りたいと思います。 

  

 なお、同じ時間に図書室では「町生徒指導推進協議会」という会議が同時進行されており、校長と生徒指導主事はその会議の中心者となっていました。

◆05/21 町おすすめ図書30/校内掲示から

【町おすすめ図書30】

  先週くらいから、図書室前に写真のようなパネルが登場しました。 学力向上推進協議会内の読書活動推進委員会が毎年選定している「推薦図書30(昨年度のもの)」を紹介するものです。 拡大コピーをして生徒達の目にとまるようにし、こんな本もあるよと意欲を高める意図があります。 図書館担当の佐藤先生か、はたまた図書支援員の金子さんがやってくれたことと思います。 学校でも朝に読書の時間を設定していますが、家庭でもぜひ親子で話題にしていくつかの本を手に取ってみてください。(三枚目の写真は、今日勤務していただいた金子さんが他施設の関係者の方と何やら打合せをしている様子です。) 

   

【校内掲示から】

 今日3年生教室近くの掲示スペースで、「口と足で描いた絵」の絵はがき、カード、文房具などの購入をお願いするポスターが目にとまりました。 病気や事故などで両手の自由を失った世界の方々が、口や足で文字や絵を描く勉強をして完成させた作品に理解と支援の協力をお願いしています。 1970年に脊髄を損傷しながら、2年後には花の詩画集が世に認められた「星野富弘」さんを思い出します。 一つ一つの作品を見ていると、人間の限りない可能性と逆境に負けない強さを感じます。 生徒達にもぜひ大切なものを感じてほしいと思いました。