2020年5月の記事一覧
◆05/29 2年生の総合的な学習/学級旗作り
【2年生の総合的な学習】
昨日の5,6校時は総合的な学習の時間(1年生は教科)でした。、2年生の教室を回ってみると、どのクラスでもプリントや国語辞典とにらめっこしながら、一生懸命考えている生徒の姿がありました。 3組では、馬場先生が「不惜身命」「有言実行」「一期一会」などの四字熟語を黒板に書き出していました。 1、2組でも星先生、角田先生が生徒たちにいろいろと説明をしていました。
何をしているかといえば、7月に予定している「立志式」(実施の方法等は精査中)の「立志証書」に書き込む自分の『座右の銘』を選んでいました。 大切な言葉ですので、生徒たちは必死に悩み、考え、選んでいたようです。
昨年は、初めて「立志式」を「じげんホール」で実施しました。 今年は7月にどんな形で開催できるのか、それとも・・・、可能性を追い求めて準備を進めて参ります。 わが子はどんな言葉を選んだでしょうか? (3年生の総合については、後日お伝えします。)
【学校旗作り】
昨日、ホームベースに下の写真のような作業あとを見かけました。 今年もようやく始まったんだなと喜びを感じていました。 例年であれば、4月中旬に行われる学級旗作りです。 体育祭の応援用に使われ、学級の団結や意気込みを表現します。 今年は、学年体育の中で体育祭を実施する予定です。
今日の昼休み、やはり3年生が空き教室やホームベースを使って制作活動に取り掛かっていました。 昨日見た後でも着々と時間を作って作業は進んでいたのでしょう、今日は彩色(色付け)を行っていました。 制作にかかわる生徒はみんな真剣であり、かつ楽しそうでもあります。 貴重な昼休みの時間を学級のためにボランティア精神を発揮してくれている生徒に拍手を送りたいと思います。 ありがとう! 出来上がるのが楽しみです。
◆05/28 進路コーナー/文法は難しい/苗を植える
【進路コーナー】
3年生の教室へ続く1階の廊下の壁に、「進路コーナー」がお目見えしました。 学校が再開して、徐々に生活が日常を取り戻してくると、3年生には進路という大きな命題があることが再認識されます。 3年スタッフも、3月の巣立ちの時を常に意識して指導を考えています。 避けては通れない「15の春」。 「15の春は絶対に泣かせない!」を合言葉に頑張っていきます。
張り出してあったのは、テスト範囲が少し変わった「実力テスト」の出題単元表と某高校から通知された「体験入学中止」の情報でした。 また、福島高等専門学校の学校紹介のポスターも張ってあります。 未来を切り開く学力を身につけさせ、目指す進路をしっかりと選択させたいと思います。
【文法は難しい】
授業の様子を一つだけ載せます。 3年生の国語では、文法事項のテストの復習をしていました。 プリントには「付属語とは(助詞・助動詞の性質と働き)」と書いてあります。 保護者の皆様、内容は覚えていらっしゃいますか? 「助詞」とは言葉に意味を肉付けする語です。 助詞だけでは意味が分からず、自立語にくっついて文節となります。 活用はしません。 「助動詞は・・・。」とこのまま続けると誰も読んでくれなくなりそうですので、もう止めます。
国語学習の中で、嫌われやすい、解答率が低くなりがちなのがこういった「文法」だと言われます。 このような難しい勉強を頑張る生徒たちってすごいと思いませんか? (大人になるためには当然ですか?)
【苗を植える】
朝、1校時目、けやき学級の2年生が野菜の苗を植えていました。 昨日に続いての作業です。 お隣の方の畑の一部をお借りして、毎年作物を栽培しています。 技術の学習でも栽培の学習があるのですが、二人にとってはまた違った大切な学習の時間です。 潅水がうまくできるような工夫も考えていたようです。 生活の知恵につながりますね。 お疲れ様でした。 夏の実りの時が楽しみです。
◆05/27 1年生の国語と数学/校舎内から
★ 昨日に続き、今日も8:20頃、松岸地区(手児神社付近)でクマが目撃されました。 39メールでもお知らせをしましたが、くれぐれもご注意ください。 生徒へのご指導もよろしくお願いいたします。
【1年生の国語と数学】
2校時目、1年1組では数学、1年2組では国語の学習が行われていました。 数学は正負の数の復習テストから学習が深められていたようです。 マイナスの概念が入ってくる中学校数学は、苦手な生徒には混乱することがあるかもしれません。 全問正解や1問、2問程度間違えた生徒に手を上げさせて確認していましたが、手が多く上がっていました。
2組の国語では、文学作品の読み取りの学習でした。 生徒たちはきちんと机上に国語辞典を準備していました。 ちょうど教室に入ると、「たどたどしい」という言葉を辞典で調べていました。 わかっているようで、正確には表現できないものです。(ちなみに、意味は「物事を行うようすが危なっかしい。とどこおりなく行われず、おぼつかない。」ということです。) きちんとした姿勢(立腰:りつよう)や先生の指示に対する反応を見ていると、とても頑張っている様子が感じ取れました。
これからも、頑張っている授業(生徒)の様子をお伝えしていきたいと思います。
【校舎内から】
毎日見ているはずなのに、気づかないことがあります。 少し前に張り出された、昇降口上の「STAY HOME」と「ONE TEAM」。 学校環境(掲示環境)担当の庄司先生が、生徒たちへのメッセージとして作ってくれていました。 紹介が遅れましたが、お家でこのことを話した生徒はいるでしょうか? 私自身「気づき・考え・行動できる」人間になりたいと思っています。
次の写真は、あるホームベースの飾りつけなのですが、担任から話を聞いてみるとちょっとした秘密というか、仕掛けがあるそうです。 どんなものだか想像できますか? 答えは、該当する学級の生徒、またはその友達からお聞きください。 2枚目の写真は、ある学級の担任からの生徒への呼びかけです。 自分だけじゃなく、みんなで伸びていこうという学級経営のスローガンなのだと思います。 すべての担任が、生徒一人ひとりへ、我が学級へ熱い思いを持っています。
※ 図書室の椅子がずいぶんと減っています。 3密にならないように考えてのことです。 たくさんの生徒に本を読んでほしいのですが、今は密集せず自宅で読書してほしいと思います。
◆05/26 気になった授業
いつものように授業を見て回っていると、興味深い授業がいくつかありました。 その一つは、2年の社会科。 日本の人口構成に関心を持たせ、高齢化や少子化、過疎・過密がもたらす社会的な課題について考えさせようという授業の一部分だったようです。 主題図や統計資料などから日本を理解し、さらには世界の現状、そして日本と世界のつながりまで広げて思考力を身に付けさせようとしています。 社会科は単なる「暗記教科」ではありません。
もう一つは、1年生の英語です。 小学校では3、4年で外国語活動、5,6年生で小学校外国語(英語)を学習してきていますが、それを中学校での英語学習につなぐべく、「フォニックス」という学習が行われていました。 「フォニックス」とは英語の『音』と『文字(綴り)』の関係に注目して、書く力を高めようとする指導法です。 生徒はアルファベットの名前(Aエイ)と発音(a ア)と単語(ant)の音読を一生懸命練習していました。(うまく説明できないので、詳しくは生徒に聞いてください) デヴォン先生の発音に従って頑張っていました。
そして外に目を向けてみると、3年生が体育で「ボール投げ」を行っていました。 年間計画ではもっと後に行う予定ですが、前倒しで行っているのでしょう。 スポーツテストの練習だそうで、男子が「30mを超えたぞ~!」とか女子が「飛ばな~い」と叫んでいました。 半袖短パンで一生懸命運動する姿はとてもさわやかです。 少しずつ生徒の体力を回復させながら、たくましい身体と心を育んでいきたいと思います。
◆05/25 給食再開/足元のテープ
【給食再開】
段階的な学校再開が始まって実質3日目。 今週から6校時授業で進んでいき、少しずつ通常の形態に戻していきます。 しかしながら、今日から再開された給食に関しては、3密を避けるために何点か変更しました。 いつもだと、配膳室から2階に移動させた1、2年生のコンテナを、2年生だけ多目的ホールに移動して、2つの学年が食器やごはん、おかず等を取りに来て密になるのを避けるようにしました。 広々としたスペースで作業できるので、今までとは違い作業しやすいようです。 それでも、配膳の時には生徒同士が配膳台を前に並んで作業しますので、どうしても密接してしまいます。 今後改善していかなければなりません。
1年生は人数が多いので、1組2組をそれぞれ半分に分け、同じフロアの空いている教室で食べるようにしました。 お互いの距離がかなり大きくなりますので、マスクを取って食べることでの心配は減りますし、ついおしゃべりをしてしまっても飛沫が友達にかかる危険は低くなりました。 給食の時間を静かに過ごしながら、友達とのアイコンタクトや笑顔の交換など工夫して楽しんでほしいと思います。 (今日のメニューは、麦ごはん<のりふりかけ>、鶏肉のガーリック焼き、大根サラダ、さやえんどうの味噌汁、牛乳、でした。)
【足元のテープ】
生徒がうがい、手洗いや歯磨き等に集まる水道(水飲み場)に、薄緑色のテープが貼られました。 少しでも友達との距離をとることを意識させるためでしょう。 お店など、いろいろな場所で見られるようになってきました。 校内では2mもの距離をとるのは無理ですが、ちょっとしたことでも少しずつできる限り手を打っていきたいと思います。
先日、3年生のホームベースに「起き上がりこぼし」が置いてあることを紹介しましたが、今日、生徒が作った手作りの「起き上がりこぼし」がずらりと並びました。 かわいらしい表情の「こぼし」を見ると思わず心が温かくなります。 コロナに負けず立ち上がろうとする決意を表す人形たち(=生徒の気持ち)に勇気づけられます。
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