2018年12月の記事一覧
第2学期、ご支援ありがとうございました
12月21日に第2学期終業式を行いました。82日間という長い学期でしたが、保護者の皆様や地域の方々に支えられ、生徒達は様々な場面で大活躍してくれました。ご支援ありがとうございました。
終業式に臨む生徒の顔は2学期を無事に終えた充実感にあふれ、礼儀正しい参加態度でした。終業式後には各学年の代表生徒から、第2学期の反省と冬休みの抱負についての発表と、表彰状の授与・披露がありました。どの発表も、自分で工夫した学習方法や冬休みを充実させる方法など、具体的で2学期の成長が感じられる発表でした。
初任者研修、最後の授業研修
初任者として配属された数学の先生が、初任者研修の仕上げとして授業研修を行いました。
2年の「伊佐須美コース」(選択式のコース別学習のクラス)で、二等辺三角形の授業でしたが、紙テープを配って課題を見つけたり、PCを活用して教材を提示したり、タブレットで生徒のノートを提示したりと、いろいろな工夫が見られ、生徒も積極的に取り組んでいました。
ライティングコンテストが行われました
本校では、1学期に「漢字コンテスト」、2学期に「ライティングコンテスト」(英単語)、3学期に「計算力コンテスト」を実施しています。今月は英単語の力をつけるために「ライティングコンテスト」が行われました。
事前に出題候補の単語を提示し、練習、プレテスト、本番と段階的に実施しましたが、各学級の取組目標を決めて廊下に掲示しました。
実施後は、学級平均や満点者の氏名を掲示し、50名近い満点者が出ました。努力したことが結果にあらわれました。
書写の時間に外部講師
高田小学校に続き、本校でも同じ講師(本校の保護者)をお招きして書写の授業を行いました。先生の筆遣いをみんなで確認できるように書画カメラを用いて、手元を大きく映し出しました。
生徒は、プロの筆遣いを見て「ほーっ」と感心しながら練習できました。短時間で上達した生徒も多く、とても有意義な時間となりました。
伝統芸能学習、佳境に入っています
総合的な学習で行っている学習の一つに、郷土理解学習があります。高田地域に残る様々な伝統芸能のいくつかを体験し、後継者不足に悩む保存会に協力できることはないかといこうとで、昨年度より地域の方の協力をいただきながら伝統芸能を学んでいます。
昨年度は、学区内にある伊佐須美神社の大きな祭である「御田植祭」で披露される「早乙女踊り」を第1学年が体験しました。今年度は、さらに、第2学年で「彼岸獅子」と「太々神楽」を学習しています。各保存会の方々に全面的にご協力いただき、練習や衣装製作が始まっています。
校舎内に響く笛や太鼓の音、協力して衣装や小道具を製作する姿、地域の方と生徒が共に舞ったり演奏したりする姿は、学校のあるべき一面を具現しているようで、熱心に取り組む生徒に感心させられました。
※ 篠笛(七穴四本調子)が不足しています。使わなくなった笛をお持ちで、協力(寄付大歓迎)できる方は学校まで連絡をいただければ幸いです。
ICTで一工夫(マット運動)
現在、2学年の体育ではマット運動を行っています。そこで、書画カメラを用いて一工夫した授業を行いました。
パソコンに書画カメラを接続して「追いかけ再生ソフト」を起動するだけです。
生徒は演技が終わった後、モニターの前へ行き、遅れて再生される自分の演技を確認しながら技の向上をめざしました。生徒は自分の演技を見ることでどこを修正すればよいかを先生と共に考えます。
文科省発行月刊誌「中等教育資料」の表紙を飾りました
文部科学省が発行している月刊誌「中等教育資料」の表紙写真に、本校生徒と教師の作品が選ばれ、12月号に掲載されました。
本校3年生が2年の時に制作した、会津塗に関する「螺鈿細工」の箱と、美術担当教師が制作した絵画が、それぞれ表紙と裏表紙に採用され先月末に発行された12月号に載ったのものです。以下はそのタイトルと、説明書きです。
表紙作品 「桜と鯉」 渡辺愛美
この作品は,福島県会津地方で約400年の歴史をもつ伝統工芸品,会津塗を基にした螺鈿工芸です。
私が幼い頃に祖母とよく遊びに行っていた神社に桜の木と池があり,そこで桜の季節に見た池の鯉を表現しました。
水面に浮いている桜の花や葉を,かき分けるように泳ぐ鯉をイメージして制作しました。鯉がゆったりと美しく泳ぐ姿や,錦鯉の模様をうまく表現することに力を入れました。
箱の蓋が池の水面で,蓋を開けると池の水中が見えるように工夫したので,そのちがいをぜひご覧ください。
裏表紙作品 「波兎のことば」廣川 豪(教諭)
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