2021年1月の記事一覧
◆01/27 1校時目(道徳)/ICT支援員
【1校時目(道徳)】
本校では、水曜日1校時目には「道徳」の授業がほぼ毎週行われています。 今日は、1年2組が研究授業であったこともあり、1学年2クラスの道徳授業の様子を紹介します。
1年2組では、「ふくしま道徳教育資料集 第Ⅱ集」からの「五〇〇人の大家族」という資料を扱っていました。 大震災後、被害の少なかった会津の旅館が被災した方々を無料で受け入れました。 これまで多くの人に支えてもらったことへの恩返しとして被災者にゆっくりしてもらいたいと考える父に対し、家族の兄や私は「自分たちも大変なのに、なぜそこまでやるのか」と反発しますが、やがて父の深い思いを知り、被災者の受け入れに前向きな気持ちへ変わっていくという内容です。 父と兄の考えを対比させながら、生徒たちは本気になって考え議論し合いました。 各グループの意見交換では拍手する姿が見られました。 ぜひ感想を聞いてみてください。 生徒にとってとても心に残る授業になったと思います。 研修した先生方にとっても勉強になった授業でした。
一方1組では、学年主任の真部先生が「裏庭での出来事」という資料を使って授業していました。 学校生活でありがちな失敗をごまかそうとすることや友情の在り方など、心が葛藤して揺れ動かされる資料です。 興味を引くイラストが用いられたり、話し合いが活発に行われたり、満足いく時間となったように思えました。 参観できたのは短時間でしたが、出された意見が黒板にたくさん書かれて、道徳的価値が深められていたように思えます。 こちらも素敵な授業でした。 今後も道徳の授業を授業を充実させ、生徒の道徳的心情を豊かなものにしていきたいと思います。
【ICT支援員】
国のGIGAスクール構想により、一人1台のタブレットが町から配付されたり(2月に本体が来て設定作業後使用の予定)、学校に教室1台の電子黒板設置やICT支援員派遣などが進められたりしています。 本町でも二人のICT支援員が雇用され、町内の小中学校7校に交代で来校しています。 今日は2回目の来校で、電子黒板の活用を広める準備を進めてもらいました。 授業で使うことは勿論のこと、電子黒板とWi-Fiを活用して、集会や生徒総会などを一堂に会することなく、各教室で分散して実施できればと考えています。 感染防止として3密を避けたい儀式的行事などへも応用が考えられます。 ICT支援員の助言や指導により、ICT教育の可能性を拡大できればと思います。
午後には、県教育委員会主催のICT教育研修会がオンラインで行われました。 ここ1年は多数の教員が集っての研修会は開催されていません。 本校では二人の先生に参加してもらい、対面型授業の展開例など先進的実践を学んでもらいました。 ICT支援員からの解説があったり、先生方の質問に答えて頂いたりと研修が深まっていました。 時代はどんどん進み、教育も色々と変わってきています。
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