6年2組は理科の学習でした。
環境について考える学習の終盤です。
今日は、自分たちの行動計画を立てようと言う学習でした。
今まで、環境を守るためにどのようにすればいいかを学習してきたので、これを自分ならどうするかを考えていました。
自分たちの住んでいる美里町の環境を考えながらアイディアを絞っていました。
たとえば、
○ ゴミを分別する
○ 電気自動車に乗る
○ 電気をこまめに消す
○ エアコンを使わないように工夫する
などでした。
一人一人の行動が高まることでしか、環境を守ることができません。
「自分は関係ない」と考えるとすれば、破滅の道に進むでしょう。
環境問題や少子化問題など、実は正解のない問題が子どもたちの前途には山積みにされています。
今の大人が少しでも解決の見通しを持つことが、次代を育成することになるはずです。
そういう6年生も卒業に向けてがんばっています。
卒業制作も完成したようでした。
6年1組は、音楽室で歌の練習をしていました。
卒業式で歌う練習です。
顔は、どの子も真剣でした。
卒業式の歌なので、感情を込めて伝えられるようにしていくように話しました。
歌う意義や歌詞の意味も考えながら歌えるといいと思います。
もう少し練習が必要です。
1年生が道徳の授業をしていました。
今日の教材は悩ましいテーマでした。
小鳥が題材になっているのですが、
ある小鳥は今日が誕生日です。でも家が山奥の暗いところにあります。
もう一方の小鳥は音楽会の練習です。これは近くの川沿いの明るいところでやります。
両方に呼ばれた小鳥たちは、音楽会の方にいってしまいます。
ところが、1羽の小鳥は、途中で抜け出して誕生日の小鳥のところに行きます。
誕生日の小鳥はありがとうと言って喜んでくれました
というストーリーです。
さて、先生は、「どうして誕生日の小鳥のところへいったのでしょうか?」と聞きました。
子どもたちはプリントに自分の考えを書いていきます。
1つだけではありません、2つ、3つと考えて書いていきます。
実は、こういったいろいろな見方で考えることが大切です。
立場を変えてみることで、多様な判断、思考が育ってきます。
自分だけの考えではなく、友達と交流しながら考えを広げていくことも大切です。
道徳の授業もこんな風に変わってきています。
4校時目に3~5年生が体育館で鼓笛の全体練習をしていました。
明日、6年生を送る会の中で「鼓笛移杖式」を行います。
ですから、それに向けての最終練習となります。
6年生や1・2年生の配置も考えながら、体育館で並んで練習でした。
パート毎に練習してきたものを、ここ数回合わせていますが、
なかなか合わせるのが難しいです。
今日も「鉄腕アトム」の出だしのところが上手く合いませんでした。
何度かそのところだけを取り出して練習してみました。
明日は、上手く合うといいのですが。
今日は、短縮時程でした。
それでも、休み時間には子どもたちが校庭に出て遊んでいました。
鬼ごっこをしている子がたくさん見られます。
でも、考えて見れば、まだ2月。
普通では考えられない光景です。
今年の冬は、異常気象と言ってもいいのではないでしょうか。
こうなると、逆に夏が心配です。
みやかわタイムで3年生以上が鼓笛練習をしている間、
1・2年生は「読み聞かせ」をしていただきました。
読み聞かせグループの4名の方においでいただきました。
今年はじめての読み聞かせなので、子どもたちも楽しみにしていました。
紙芝居や大型絵本などを準備していただきました。
子どもたちは食い入るように見ていました。
絵本の読み聞かせは、読書の入り口でもあります。
是非、ご家庭でもしてみてはいかがでしょうか。
親子の触れ合いにもなって、とてもいいものです。
今日のみやかわタイムは鼓笛の全体練習でした。
今まではパートごとに練習をしていたのですが、今日から合わせてみることになっていました。
6年生を送る会の中で、鼓笛移杖式を行います。
そのためにも、5年生以下で鼓笛の演奏ができるようにしていきます。
はじめてなので、子どもたちも少し緊張気味でした。
けれども、音もしっかりあっていて、心配なさそうです。
本番まで練習を積み重ねて、しっかり引き継げるようにしたいです。
2校時目に多目的ルームでは1・2年生が合同でわらべうたや手あそびうたをしていました。
教務主任の先生が、中心となって教えてくれていました。
今では、なかなかこんな遊びをすることがなくなってしまいましたが、
教えていくと、子どもたちは喜んでやっていました。
友達と関わり合いながら活動することは大切なことです。
こういう経験が他者意識を育てていくものだと感じました。
2・3校時目に小学校体育専門アドバイザーの先生2名に来ていただきました。
5年生が器械運動でしたので、2時間続けて授業をしていただきました。
はじめは、恥ずかしがっていたようですが、
徐々に慣れてきて、「先生、見てください」と声をかける子もいました。
小さなステップを踏みながら、基本の動きを確認していったところ
多くの児童が技がきれいにできるようになりました。
先生からも「大変すばらしい能力を持った子たちです」とお褒めの言葉をいただきました。
意欲的に取り組む子どもたちはすばらしいです。
5校時目は、6年生の授業参観でした。
小学校最後の参観日でしたので、「感謝のつどい」をひらきました。
6年間の学校生活を振り返りながら保護者の方に全力で感謝の気持ちを伝えました。
この日に備えて、前々から準備をしていた6年生
保護者の方も、6年生も、そして担任も涙・涙でした。
参観後には中学校説明会が行われました。
高田中学校から校長先生、生徒指導主事の先生においでいただき
中学校生活について説明をいただきました。
子どもたちも、保護者も少し緊張気味に話を聞いていました。
中学校生活は3年間です。
あっという間に過ぎてしまいます。
目標を持つことの大切さ等をお話しいただきました。
子どもたちの表情からは、中学校への心構えが少しできてきたようでした。