日誌

2019年1月の記事一覧

インフルエンザにご注意ください!

 インフルエンザ情報

 昨年までに比べ、穏やかな3学期だったのですが、先週末から一気に10名を超えた罹患者が出ました。学校でも先週までに、全教室への加湿器の設置(2学期末からです)と縦割り清掃から学級清掃へ、全校集会の中止(豆まき集会は訪問豆まきとしました)また、換気や手洗い・お茶うがいの励行等措置を講じてきて、本日は8名と落ち着いてきました。

 しかし、美里町や周辺市町村の状況から、予断を許さない環境であります。

 ちょっとでも「おかしいな?」とお子様の異変に気付かれたら、医者の診断を受けさせてください。学校で回復することはまず望めません。医者の診断と休養が一番です。

 明日は、高学年のスキー教室、週明けは学力テストと2~4年のスキー教室が控えています。規則正しい生活と手洗い・うがいの励行ご家庭でのご協力よろしくお願いします。

 週末外出する際は,マスクの着用を忘れずお願いします。

節分(豆まき集会)

 昨日、年男年女の5年生が中心となって豆まきを実施しました。

 今年の節分は、2月3日(日)ですが、休みの日なので早めに。

 本来ならば集会で、全校一斉に行う予定でしたが、インフルエンザが本郷小にも少しずつ広がりを見せ始めてきているので、今回は5年生が各教室を回って豆まきを実施しました。

  

 事前に該当する5年生は、入念な準備を。自家製の裃を先生につけてもらっていざ出陣。

  

 年男・年女が担当する教室へ。教室では、すでに自分が退治したい鬼のお面をつけて、子ども達が待っていました。

 「自分の退治したい鬼はいますか?」「鬼は外」「福は内」元気の良い掛け声が校舎内に響き渡りました。

  

 誰もいない特別教室や子どものいない職員室にも、もちろん、校長室も豆をまいて行ってくれました。

 これで、インフルエンザウイルスが校舎から本郷地区から出て行ってくれるといいなあ…

 

 

電子黒板(タブレット)の活用+対話のある授業

  

 2校時目、5年2組の理科の授業にお邪魔すると、タブレットの動画機能を使って、回路がうまくいかない子どもの車を黒板に写して、みんなで直列つなぎにするためにどこが回路になっていないのか理解を深めていました。

 また、6年1組の理科の授業では、同じく理科「電気をつくる」でしたが、NHKの教育番組のライブラリーからダウンロードして視聴していました。

 4年2組では、社会科でインターネットから福島県内の各市町村の人口状況についての情報をダウンロードしているところでした。

 簡単にすぐ子ども達に実物を提示できること、各自で調べるのではなく、「みんな」で対話をしながら知識や理解を深めることができること。これからの使い方に期待が持てます。

     

 5年1組では、家庭科「ミシンの使い方」の学習でした。

 まず。本日の課題と学習の流れが確認され、板書されていました。子ども達が学習の見通しを持つことはとても大事です。

 その後、いきなり「やってごらん」となるのかなあと見ていたら、いったん全員を集めて先生が「やってみせる」これが大事ですね。しかも、全員教科書をもって、確認しながらです。流石ですね。

 次に、失敗しやすいところについての補足説明。これも大事です。そしてようやく「やって御覧なさい」となりました。

 何も言わずとも、1台のミシンを複数で使用するので対話が生まれます。しかも、対話のやり取りで「疑問が焦点化」され、他の友達との対話も深まっていました。

 

 3年生は、国語の授業でした。「家のつくり」についての説明文の読み取りでしたが、ここも子ども達の対話から理解が深まる様子が見えました。

 移動する家…さて、子ども達は???ですが、音読して気になった言葉を話し始めます。

 「ヒツジや馬を飼っている」「餌や水のあるところ」などの言葉から、自分たちが住んでいる家・環境との違いに気づき始めます。

 一人の男の子が「馬って草をたくさん食べるから同じ場所じゃダメ」の発言を聞いていた別の子どもが「あっ分かった、そうか」と言葉を発します。すかさず先生が「なにが分かった?」と促します。

 その男の子は、「よく意味が分からなかったけど、ヒツジや馬を育てるために、えさや水のあるところに移動するんだ…ということ。すっきりしました。」

 文章を読み取るということは、子ども達にとっては(たぶん私のような大人にとっても)結構難しいこと。こうして友達と会話しながら理解を深めていることが、伝わってきました。

そり教室(1年)

  

 1年生が昨日会津自然の家に出かけて、そり遊びをしてきました。

 最初は顔に当たる風が体験したことのない強さだったりバランスの取り方がわからなかったりして緊張し動きがすごく硬かったのですが…でも、体がスピードに馴染んでくると、自然とバランスをとることもうまくなって、ものすごい勢いで、斜面を一気に滑り降りることができるようになりました。

 また、そりだけでなく、チューブ滑りも体験することができました。

  

 学校を出発するときは、吹雪の中でした。子ども達も少し不安な様子でしたが、活動を始めるとお日様が顔を出す、絶好のそり遊び日和となりました。おかげで私も雪焼け顔になりました。

 始の会や終わりの会なども自分たちで役割分担をしてしっかりとできた1年生。体験は子供を大きく成長させますね。2月には、幼稚園生を招待して学校紹介をします。初めての小学校生活のまとめ、しっかりやっていきましょう。

 お手伝いいただいた4名のクラブ衆の方々、そして自然の家のスタッフの方、本当にありがとうございました。

 おいしい自然の家のバイキングもお腹一杯味わって大満足の1年生でした。

3学期 3週間目の様子

  

 会津盆地は昨夜から雪になり、この冬初めての本格的な積雪となりました。

 1年生は、さっそく中庭でそり遊びを楽しんでいます。

  

 図工室では、2年1組が、面白版画に挑戦中。スタンプを使ったり、ローラーを使ったり、さまざまな技法を試してその表現の違いを楽しんでいます。

 4年1組は、国語です。百人一首に挑戦中。暗記が目的ではなく、日本語のリズムの楽しさに気づくことが大きな目的です。

  

 お隣4年2組は、算数の問題に挑戦中です。お助けマンの先生が入ってくれて、担任と二人、子どもたちが自分の力で解決するのを助けていました。難しくなる算数ですが、自分でできる楽しさに気づいて頑張っています。

 理科室では、5年1組が、理科の授業。今日は、サポートテイーチャーの先生も入り、電流と電圧の実験をやっています。

 冬休みに設置された電子黒板を使って、4校時に4年1組が社会の授業中でした。 

福島県の地図を提示して、県内の鉄道や道路などの交通網についてまとめていました。

従来ですと、子ども達の資料集を使っての授業となりますが、こうして一括して資料提示することにより、全員が共通して課題に取り組むことができます。

 今後もより効果的な活用について研究を継続して、子ども達の表現力や思考力をはぐくんでいきます。

 ただ、機器を使うことによって、子ども達が、書く・話す場面を奪うことになってしまわないように、いつ、どこで、どのように活用すればよいのか、全職員で、実践を積んでいきます。これからです。