日誌

2019年2月の記事一覧

6年「ものつくり教室」(本郷小ならではの教育)

 本地区は、歴史的・文化的な遺産が多く残され、また、特色ある産業(窯業・果実,米栽培)も行われています。それらを、各学年に応じた形で学習に取り入れています。例えば、全校生で行う、白鳳山ハイキング、高学年の焼き物体験、中学年のリンゴ栽培学習などです。焼き物やリンゴ栽培の学習は、本郷中学校での学習とつながりを持たせています。

 その中の一つとして、地区にある音響機器メーカーの協力を得て、ラジオの製作(ものつくり)を6年生が実施しています。

  

 先日、タムラ製作所の方が来校され、6年生にものつくりの楽しさを伝えてくれました。

 目的は、ラジオの製作を通して、その仕組みや楽しさを知る(実際にチューニングを合わせ、音が聞こえてきた時の子どもの表情はこれはもう素晴らしい笑顔)ことです。併せて、子ども達にものつくりという職業のすばらしさに気づいてもらうことです。

  

 はんだごてを使うのはもちろん見たこともない子がほとんどの中、製作所の方々が手順を踏んで子どもたちに指導していただきました。

 最初は怖がっていた子どもたちも、コツを覚えると作業に集中する姿があちこちに…

  

 実際に電波をとらえようと窓際に近寄り必死にチューニングする姿はほんとに素敵です。

 そして、音楽や人の声が聞こえると、しっかりと耳元にもっていき、聞き漏らすまいとする様子も、こちらも思わずうれしくなります。

 ものつくりは、日本のお家芸。その素晴らしさに身の回りの製品からも気づきが生まれ、自分の将来へ一つ見通しができた時間でした。

 タムラ製作所の皆さん、毎年本当にありがとうございます。

会津美里町児童生徒顕彰表彰式

 26日新鶴公民館において、平成30年度会津美里町顕彰表彰式が行われました。

 本校からは、

 福島県理科作品展     特選

 福島県書そめ展      書そめ大賞

 全国読書感想文コンクール 特選

をそれぞれ受賞した3名が、対象となり式に参加し、賞状他を授与されました。

    

 緊張しながらも堂々とした態度で受賞しました。3名ともに、妥協することなく、強いこだわりをもって作品つくりに取り組んだことが結果につながったのだと思います。そうした子ども達を支え、励ましてこられた家庭の協力も見逃すことはできません。本当にすばらしい。

 この体験を、今後の様々な活動に生かしていってほしいです。また、3名の受賞は、本校の他の子ども達にとっても刺激になったことでしょう。結果は大切ですが、作品に取り組み、あきらめず、何度もトライする姿を少しでも真似をしていってほしいと思います。

 あっぱれ 3人の受賞者たち! お見事でした。

鼓笛移杖式+第2回学校評議員会

 

 26日 鼓笛の移杖式を行いました。

 毎年のことですが、この式はいつもの集会と全く雰囲気が違う、緊張感いっぱいの体育館となります。

 「受け渡す」ことと「受け継ぐ」ことの大切さを6年生、5年生がしっかりと自覚しているから生まれる緊張感です。

  

 まず、6年生から、受け渡す「曲・パート」そして最も大切な「心を合わせる」という気持ちを込めた演奏が披露されます。

 まさに、圧巻の演奏、受け取る側の5,4,3年生の下級生にしっかりと届けられます。

 そして、6年生の思いを主指揮からはっきりとした言葉で受け渡します。

  

 受け取る5年生、主指揮から、受け取った自分たちの責任と役割をしっかりと6年生に伝え、演奏を披露します。5年生はもちろんですが、3年生も4年生も真剣な表情で演奏しました。

 きっと、7年の伝統を受け継いだ素晴らしい鼓笛隊が生まれます。5月の運動会を楽しみにしてください。

 例年になくたくさんの保護者の方々が来校し参観していただきました。子ども達の真剣な表情と、心のキャッチボールいかがでしたか?

 デビューは5月です。

 

 同じ日に、第2回の学校評議員会を開き、評議員の方3名に、移杖式と授業を参観していただきました。その後の懇談で、1学期の様子と比べられ、子ども達の成長ぶりをほめていただきました。

 

 これから2週間程度ですが、さまざまな活動で引き継ぎが行われます。時間は短いですが中身の濃い2週間になります。

春を待つ(ひな飾り+鼓笛移杖式準備)

 先週から、昇降口前の広場にひな人形が飾られています。この人形は、統廃合前から旧本郷一小で使われていたものです。

 例年6年生が準備をして、3月3日の放課後に、5年生が片づけを担当しています。七段飾りの立派なものです。現在は、お雛様とお内裏様のものだけや、三段飾りなどが多いようですが、こうした本格的な飾りをこの時期に行うことは子ども達にとっても価値あることだと考えています。

 こうして、季節を感じ取る感性を身につけてくれたらうれしいです。

  

 一方では、新たな春を待つ準備も着実に進んでいます。そうです。本郷小学校新鼓笛隊です。26日が移杖式。それに向けて、新メンバーとなる3年生から5年生までの新メンバーが6年生から伝統を引き継ぐ準備を進めています。

 わずかな練習時間でしたが、「引き継げないのは自分の責任」の合言葉のもと、しっかり練習を積んできた3,4,5年生。初めての全体練習でしたが、緊張感いっぱいの体育館でした。

 26日が楽しみです。

 子ども達は、学年のまとめをしながら、新たな春の準備もしっかりと行っています。

 移杖式は、本校体育館で13:45から開始です。ぜひ、お越しください。

 校舎敷地内には駐車できません。また、下学年が休み時間で遊んでいるので乗り入れもご遠慮ください。

 体育館へは体育館入口よりお入りください。

中学校体験入学

昨日19日、6年生が本郷中学校へ体験入学してきました。午前中は、小学校に入学する幼稚園・保育所の皆さんが小学校に来ていただきました。

  

 まず体育館で中学校の教頭先生から体験入学の内容(模擬授業「数学」:授業参観)と留意事項について説明があり、その後1組、2組に分かれて体験活動を行いました。

 模擬授業では、「規則を見つけて一般化する」ことや「多様な思考活動の方法」について簡単で身近なところからの授業でした。「数学」と「算数」呼び名は違うが、どっちも「分からない」という自分の疑問が出発点。「分からない」ことは恥ずかしいことではなくとても大切なことです。怖がらず、でも侮らず準備をしていきましょうね。

     

 授業参観では、全学級の授業を参観させていただきました。

 教師の説明のスピード、使われている教科書の用語や教師と生徒、生徒同士の交わされる言葉などから小学校の授業との違いに少し気づけたのではないかな。

 全大会で校長先生がお話しされたこと。「0からのスタートではない。小学校6年間の積み重ねからのスタートですよ。まず、小学校6年間を全うして、中学校に来てください。」

 卒業式まで、あと22日。残された日数はわずかですが、1日1日を大切にして小学校生活をしっかりまとめていきましょう。まとめは、準備とつながっていますから。

 中学校の先生方忙しい中本当にありがとうございました。

 先輩の皆さん、かわいい後輩をよろしくお願いしますよ。