【琴と尺八の演奏会】
先週金曜日に音楽の授業で琴の指導をしていただいた塩谷先生が、今日の4校時目、和楽器学習のまとめとして「琴と尺八の演奏会」を行ってくださいました。 せっかくの機会ですので、1年生全員で珍しい合同演奏を鑑賞しました。 塩谷先生は、毎年のように演奏会を行ってくれています。 ありがたい限りです。

【校内掲示から】
町の推薦図書が更新されるということで図書購入を少し待ったため、 読書の秋から遅れてしまいましたが、図書室に新刊が入りました。 テレビやゲーム、スマホ、タブレットばかりとにらめっこしていないで、活字を読んでほしいと思います。 心が耕されますし、想像力(創造力)なども豊かになるはずです。 学校では、生徒たちは朝の時間に心を落ち着けて読書に親しむようにしています。 家族一緒に「家読」してみませんか?

給食室前に、「給食時間の過ごし方」という掲示物が貼り出されました。 「ころなにまけない」という言葉を頭文字に使って、「こまめに換気をしよう」とか「ろく(6)か所の手洗いを徹底しよう」、「なるべくしゃべらず静かに食べよう」 など、給食におけるコロナ対策を呼びかけています。 気を付けたいポイントを改めて確認し、感染防止と食育指導を徹底していきたいと思います。(ご家庭でも話題にしてみてください)

隣のスペースに「給食ニュース」も貼ってありました。 中学生は心身ともに大きく成長するときですので、しっかり噛んで食べて体も頭脳も十分に発達させたいと思います。

※ 下の写真は、2学年の目標です。 学年のスクエアに貼り出されています。 改めてみんなで確認し合ったようですが、書き出されたその「達筆さ」に驚きました。 書いてくれたのは真部未来さんだそうです。 すばらしい文字です!

【テストは続く】
今日、3年生は「第5回実力テスト」が行われていました。 先月23、24日に期末テスト、今月3日に英語のライティングテスト、そして今日も5教科のテスト。 受験生であるが故の宿命ですが、今の時期は大切なテストが続きます。 今日テストが終わってホッとしていると、1月中旬には学年末テストがあり、その後も第6回、第7回の実力テストが・・・。 生徒によっては、同時並行で私立高校の推薦入試・専願入試も始まります。
先週、願書を書く練習も行われ、先生方は計画的に面接練習の準備も着々と進めています。 早い生徒は面接の質問への答えを下書きしているしていることでしょう。 3年生は顔つきも変わってきているように感じます。
【昼休み点描】
昼休み中、3年生は5校時目のテストに備えて自主的に勉強する姿が多く見られました。 逆に、頭や心を休めている生徒もいました。 先週末の新聞に県立高の「コース制」の話題が載っていました。 令和4年以降の実施のようですが、選択できるのかもしれません。

空いているホームベースでは、卒業アルバム編集委員が作業をしていました。 一つ一つの写真に誰が写っているか確認し、平等にアルバムに写真が使われるように準備していたようです。 みんなのために陰ながら仕事をしてくれる編集委員に感謝です。

2階に上がってみると、先週届いた「電子黒板」がすでに組みあがっていました。 今後、教室で使えるように他の機器との接続関係やWi-Fi設定やらいろいろと準備が行われます。 大きな画面で資料が見られたり、デジタル教科書(次年度以降)の内容を活用できたり、授業で役に立つことでしょう。

※ 美術室前に貼ってあった「脳トレプリント」でお楽しみください。

【地域の力をお借りして】
昨日の5、6校時、2年生の総合的な学習の時間に「太々神楽保存会」の服部様、小林様、「西勝彼岸獅子保存会」の高畑様、元藤川小学校長三星様にお出でいただき、郷土芸能体験学習を始める前の講話をしていただきました。 それぞれに歴史や文化の細かな部分、後継者不足であること、被り物の頭の作成方法や笛の吹き方など、いろいろなお話を聞かせて下さいました。 本当にありがとうございました。 生徒たちはメモを取りながら、心構えを新たにしていたようです。 3月に中間発表、次年度4月に本発表ができればと考えています。
講話を聞いてから、舞い手、音曲演奏、衣装・道具係など、太々神楽と彼岸獅子それぞれに役割分担を進め、来週以降は、実技指導が始まります。 実践編です。 地元の高田地区の伝統芸能を体験し、郷土をさらに深く理解していけるよう頑張ってほしいと思います。 できることなら、将来の後継者となってくれれば・・・。


同じころ、1年生は早乙女踊りのガイダンスを受けていました。 昨年踊りを体験した2年生の代表が、1年生のために経験談を話してくれました。 今回残念ながら地域の方には来ていただけませんでしたが、お借りした貴重な記録動画を参考にして練習し、仕上げの時には直接指導が受けられればと考えています。 単に祭りの踊りを見るだけでなく、体験してみることで考えることがあると思いますので、郷土理解の大切な学習に今後しっかりと取り組んでほしいと思います。

* ちなみに、3年生は県立高校の入学願書の書き方を練習していました。 こちらは現実的な学習です。 氏名・住所・郵便番号・保護者名等々、本物を書く場合は欄を間違えず、絶対に書き損じの無いように仕上げなければなりません。 練習でも緊張しますので、本物は想像以上です。 練習で失敗して度胸をつけよう!(失敗から学ぶものは大きい!)
【琴のしらべ】
今年も1年生の音楽の時間に、塩谷洋治先生を講師にお迎えして琴の学習を行いました。 2時間連続で1年1組が和楽器に親しんで「さくら さくら」を演奏できるようになりました。 事前に18筝の琴を並べ、二人で1筝を使うようにして練習しました。 爪をつけて弦をはじくことがとても新鮮な体験だったようです。 少ない音楽の時間の中で貴重な学習(体験)ができました。

※ 本校3年の長嶺拓海君と坂内小桜さんが、国際理解に関する優秀な論文を対象にした「朝河貫一賞」において優秀賞に輝きました。 すごい! 本当におめでとう! みんなで称えたいと思います。
※ GIGA スクール構想って聞いたことありますか? 一言で言うと「児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想」です。 それに伴い、一人1台のタブレット以外に各教室に電子黒板が設置されます。 今日、梱包された電子黒板機材が1階と2階にそれぞれ搬入されました。 今後組み立てられ教室に設置されます。 教育のIT化がどんどん加速しています。

【一人暮らしの設計図】
3年生社会科は公民分野を学んでいますが、今日は経済の勉強で「一人暮らしの設計図」を考えていました。 高校卒業後に一人暮らしをするとしたら、手取り13万円をどのような項目にいくら支出するかをあてはめていましたが、けっこう苦労していたようです。 「13万じゃ足りね~」と叫ぶ生徒がいたり、例えば食費を1万円とする生徒や(1日300円?)、光熱費も含めて住居費を2~3万円とする生徒もいて、まだまだ現実は見えていないようです。 今は入試合格で頭がいっぱいでしょうが、来春高校生となり、少しずつ社会が広がっていけば経済の仕組みやお金の現実がもっとわかってくることでしょう。 先生に教えてもらったり、友達と情報交換して自分が知らないことを学んでいくことで、楽しい将来を夢見る時間となったようです。

【2校時目の授業風景】
2校時目、2階フロアの授業を参観したところ、英語と国語の授業に足が止まりました。 2年3組の英語は、because(~だから・・・)を使って英文を書く内容でした。 各自が考えた英文を、黒板に書き出してみんなで共有します。 「Because it snowed, I went to bed.」(雪が降ったので、私は寝ました。)という、一瞬「ン?」と思ってしまう英文もありましたが、星先生やデヴォン先生のチェックを受けて、接続詞becauseの使い方を身に付けていました。 speaking(話す) も writing(書く) も、間違いを恐れずどんどん表現することが大切です。

1組では、漢詩を学習していました。 孟浩然が作った「春暁」という「五言絶句」(一行五つの漢字を四行並べ、起承転結の内容を表現する詩)でした。 「春眠暁を覚えず」というフレーズは聞いたことがあると思います。 内容を理解しようと、先生の解説を真剣に聞きメモを取る姿に感心しました。 このあと「七言律詩」(1行七つの漢字が八行)も出てくるので頑張ろう!

チャイムが鳴る直前、1年生の英語をのぞくと、各自が作った「クリスマスカード」を1枚の模造紙に貼りつけていました。 色とりどりの英文やかわいらしいイラストがたくさん見られました。 授業がとても楽しそうです。

【ライティング・コンテスト】
4校時目、期末テスト後に力を入れてきた「ライティング・コンテスト」を行いました。 学年ごとに出題される単語、熟語等が示されてから、練習する時間を経て今日を迎えたわけですが、結果はどうだったでしょうか。 放課後に学習委員会が採点をしてくれましたので、明日には点数が分かると思います。 プリントの内容を完璧にすれば満点が取れるテストです。 満点を目標に頑張った生徒も多数いましたので、やればできることを再確認して自信を持ってほしいと思います。
町教委が英語教育に重点を置くようになり、今年からこのライティングコンテストは町内3校同じ問題で結果を競い合うことになりました。 他校に負けたくないという気持ちもありますが、まずは自分の目標が達成できたかどうかが大切ですね。 地道な努力を積み重ねていきましょう。
あと少しで冬休みですが、決して力を抜くことなく基礎学力をつけていってほしいと思います。

※ 今日の給食は「誕生日お祝い献立~鬼滅の刃~」でした。 給食センターも流行を取り入れて工夫してます。 (それぞれの料理や食材に登場人物が意味づけられています。 詳しくは生徒に聞いてみてください)

【板書あと(道徳)と家庭科】
毎週水曜日の1校時目はたいてい道徳の授業が行われます。 本校では学年ローテーションで、担任以外も道徳の授業を行うようになっています。 今日は参観できませんでしたが、何クラスかの板書あとを見ると、先生方の授業の様子が想像されます。
2年3組の黒板には「夜のくだもの屋」というよく知られた題材の学習跡が残っていました。 毎晩遅くまで電灯をつけていてくれるくだもの屋の思いやりの気持ちを考える題材です。 いろんな意見が出て、生徒たちの心に優しい気持ちが刻まれたと思います。

1年1組には、アルピニストの野口健さんのことを扱ったと思われる板書内容が残っていました。 エベレスト登頂の体験から問題意識を持ち、まず富士山からゴミを無くそうと行動を起こした内容だと思われます。 意識を行動に移せるか、道徳的実践力を育てる授業になったことでしょう。
後ろの掲示スペースには、これまでの道徳の授業で生徒たちが書いた文章が張り出されています。 振り返ることができ、道徳的心情が自然に深まっていくと思われます。

2校時目に2年1組の家庭科を参観しました。 普段の生活の課題と実践についてと、年末の大掃除について学習プリントにまとめていました。 参考例を見ながら、自分だったら家の中のどんな大掃除ができるかを考え、計画していたようです。 家の人に喜ばれる、実益を兼ねた冬休みの宿題になるのでしょう。
【郷土芸能学習の準備】
ここ2~3年ほど、本校では郷土理解学習として1年生が早乙女踊りを、2年生が太々神楽と西勝彼岸獅子を体験する学習を行っています。 今年も開始の時期となり、火曜日の夕方、太々神楽関係の小林様と西勝彼岸獅子の高畑様、小池様にお出でいただいて、12月3日から始まる郷土理解学習の民俗芸能体験について事前の打ち合わせを行いました。
活動期間や活動内容、必要物品の準備・借用などについて話し合いました。 今年は特に感染症拡大防止策についてご理解をいただきながらご指導をお願いすることになります。 3月の中間発表、次年度4月の本発表(今年度は中止)に向けて頑張って参ります。 地域のお力をお借りしながら、郷土理解を深め、将来的に地域貢献ができる生徒づくりに努力していきます。

※ 山頂には雪が降りましたが、里にはあまりその気配が感じられません。 今日はとても日差しが温かい日でしたね。 そんな中、用務員の児島さんが雪囲い作業を黙々と行っていました。 本校の雪対策の作業、雪囲い設置はなかなか大変です。 児島さんの陰ながらの貢献に感謝したいと思います。

午後の授業の中から、技能教科と言われる音楽と美術の授業の様子を報告したいと思います。 音楽は、3年3組がアランフェス協奏曲の鑑賞の授業を受けていました。 最初に回ったときは、アランフェス協奏曲の基礎知識をプリントにまとめていました。 ギター演奏が入る名曲です。 美術室から戻ったときは、真っ暗な中でDVDによる演奏を熱心に視聴していました。 廊下にはギターが並んでいましたので、次回の授業ではギターに触れて演奏してみるのではないかと思います。 生徒たちの期待が想像されます。

音楽の授業を参観後、隣の美術の授業も参観しました。 3年2組がハンカチスタンプを作るということで、アイディアスケッチを学習プリントに描き、直方体のゴムに下絵を写していました。 以前は「篆刻」といって石に印章などを削って作ったのですが、近年は石が彫りやすいゴムに代わり、さらに文字ではなく絵やデザインを彫って作品を完成させるようになったようです。 自分の思いを表現しやすい題材になっています。 時代とともに教育は進化するのですね。

※ 教室を回っていると、けやき学級では「漢文」の学習中でした。 レ点や一二点の返り点のついた漢文を書き下し文に直して、意味の分かる文にしていました。 漢字ばかりで難しいですが、今後、「論語」などの有名な言葉を聞くことがあると思うので、少しでも漢文に慣れ親しんでほしいと思います。

廊下に来週行われる、ライティングテストの範囲プリントと模擬テストが置いてありました。 少しでも達成感を得られるといいなと思います。 もちろん英語力が高まることが一番の目標です。 ご家庭でもぜひ応援をよろしくお願いします。

※ おまけ。 美術室の入り口に貼られていた「間違い探し」の絵を掲載しますので、お楽しみください。(明日は一日出張のため更新できないと思います。)
こっちはいくつありますか?
【テスト答案返却】
昨日で2学期末テストが終了し、今日からさっそく答案が返されていました。 返却のタイミングを見計らって写真を撮りに出かけ、同時に復習の様子を参観しました。 最初は点数に一喜一憂するのですが、先生の説明や解説が始まると、生徒はみな真剣に正答を確認し覚えるべき既習事項を再点検していました。
昨日も書いた通り、今回身に付けた知識とそうでないものを自覚し、ナゼ間違えたのか、どうすれば定着するのかを考え復習することが大切です。 点数が良かったとか悪かったとかばかりに気を取られることなく、自分の学力を真に伸ばす取り組みをしてほしいと思います。 テスト直後の反省が大事です。

【至誠にして・・・】
「至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり」。 こんな言葉を聞いたことがありますか? 吉田松陰の有名な言葉だそうです。 昨日の放送による全校集会の折、教頭先生がこの言葉を紹介して「誠を尽くして何事にも当たる」よう話していました。
精一杯の誠意をもって相手に接すれば、それで心を動かされない人はいない、人(こと)を動かそうと思ったら、真心をもって精一杯の心で接するべしということでしょう。 実は、昇降口の壁に五十嵐天宗の「至誠」の書が飾られています。 この書に光を当てて生徒たちに話をした教頭先生の思いを行動に移したいものです。
(ちなみに、反対側の壁には「切磋琢磨」の書が飾られています。)
