8/31 全校朝の会
今日は、全校朝の会を多目的ホールで行いました。
放送でとも思ったのですが、直接子どもたちに話した方がいい内容なので
全校生に集まってもらいました。
今日のお話は、「新型コロナでの差別」についてです。
こんな内容を話しました。
みなさんも知っているように、会津若松でも新型コロナに感染した人が出てきました。みんなの身近なところにも危険が迫っているということです。
この新型コロナはだれがその病気にかかっているかがわかりにくい病気です。人によっては熱も咳も出ない人がいます。だから本人だって分からないうちにその病気になってしまうのです。ですから怖い病気なのです。
ところがです、その病気を怖がるのではなくて、そのかかった人を怖がる人がいるのです。
新型コロナにかかった人の家に電話をして「おまえここから出て行け」と言ったり、その人の家に石を投げ込んだりする人がいます。そして、まだその病気にかかってもいない家族や近所の人にも同じように文句を言ったりする人がいるのだそうです。みなさんはそういう人をどう思いますか。
少し先の未来を考えてみましょう。みなさんのまわりに新型コロナの人が出てきました。分からないうちに自分も新型コロナにかかってしまいました。そんなときに「私、新型コロナにかかりました」と言えるでしょうか。どうですか。
言えないのはどうしてだと思いますか。
そうですね、誰かに悪口を言われたり、いじめられたりするかもしれないと思うからですね。
だれでもこの新型コロナになる可能性があります。病気だけでなく、自分が差別されたり、いじめられたりしして他の人にも攻撃されたら何倍ももつらい思いをすることになります。
ですから、絶対に新型コロナのことで人を差別したり、文句を言ったり、いじめたりしてはいけません。
もし、大人のひとが新型コロナにかかった人を責めるようなことを言っていたら「それば差別だよ」とみなさんが教えてください。
その人を怖がるのでなく、新型コロナウィルスを怖がって手洗いを一生懸命やったり、マスクをいつもしたり、換気のいいところで過ごしたりしてください。人に文句を言うよりも、自分がやれることをしっかりやることが大事です。
今日は、新型コロナにかかった人には差別やいじめを絶対にしてはいけないということをお話ししました。
という内容です。差別は絶対にしてはいけません。
このことを子どもたちに伝えたいとの思いでした。
是非、家族の中でも差別について話し合ってみてください。
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