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本郷学園開校にあたり

 設立理念

【学校像】

  仲良く、たくましく、個性を磨きあう学校

〔解説〕

〇「仲良く」は

 お互いを尊重し合い、助け合い協力し合うことです。仲がよいと他人に優しくし、心が明るく元気に生活していこうとする気持ちになります。そして仲良くしていくための課題解決する力や、集団の中で自分の価値を自覚し自己有用感を高めていく意欲など、社会的な資質の育成を目指していくことを表しています。また社会に出た時の挨拶や礼儀を含めた適切なコミュニケーションや他人との協調から明るい生活を送っていくことにつながります。

〇「たくましく」は 

 心身ともにたくましいという意味です。気力に満ちて元気に活動できることを表し、夢を実現しようと困難や問題に立ち向かい解決していこうとする気持ちを持ち、行動していく力があることです。学習、運動の両面を指します。また地域に開かれた学校に通うこどもが経験する様々なできごと、人とのかかわり、事象や多様性を受け入れていくことができるようなしなやかさ、柔軟性や強さを表しています。

〇「個性を磨きあう」は

 こども一人一人が大切にされ個性を認め活かすということです。こどもの可能性を広げるとともに、将来の自分の夢の実現に向けて自分から努力し力を伸ばし高めていくことです。夢に向かって努力して磨きあうことで、他人と十分に関わりながら自己の向上に努めていく健全な競争心や自発的で意欲的な気持ちを表します。

  

【生徒像】

  優しい心を持ち、助け合うこども

  自ら学び、挑戦する、たくましいこども

 

〔解説〕目指す学校像のなかで育つこどもたちの姿を具現化したものです。

〇「優しい心を持ち、助け合う」は

 学校像の 仲良く、たくましく、個性を磨き合う を受けています。仲が良い集団になるためには優しい心をもつことが大切です。優しさは相手を認め、思いやる気持ちを言動に表すことができる姿です。優しさをもつことが自分や集団の質を高め様々な課題や困難に立ち向かう力になります。

 助け合うは優しい心をもって、状況をよく見て、自分から関わる気持ちや思いやり、強さや意志を表し、切磋琢磨する姿を含みたくましさに通じます。こども一人一人が集団の中で、自分のよさに気づき育み個性として大切にするものをその集団の中でさらに高め合う姿を表します。

〇「自ら学び、挑戦する、たくましい」は

 学校像の 仲良く、たくましく、個性を磨き合う を受けており、優しい心を持ち、助け合うこどもとは別の面から表し、目指す学校像のなかで育つこどもの姿を具体化しています。

 自ら学びは一生懸命学ぶことを表し個人や集団にかかわらず学ぶ姿です。学びは幅広いものを表します。また学んだことの定着や学び方の重要性を踏まえた、文部科学省の示す“生きる力”の“学びに向かう人間性”につながるものです。学力の向上は教科学習や知識技能だけではなく、いろいろなことを学ぶ、いろいろな人やことから学ぶことを意味し、様々な分野方面方向に広がります。仲良く学ぶ姿が基盤にあります。

 挑戦する、たくましいは学ぶ意欲を実際に行動してやり遂げる、困難や新たなものに取り組んでやり遂げることを含みます。心の強さややり遂げるための創意工夫、計画性、根気、思考、判断、表現力といった“生きる力”の要素としてあげられるものにつながります。基礎的基本的な学力、運動の技能や様々な技術や能力の伸長など幅広いものを表します。

 

校歌

作   詞  前田  新 氏

作曲・編曲  渡部 勝彦 氏

校章と意図

 大空を仲良く舞う「セキレイ」と学校名及び地域名である本郷の「本」、そして学びの象徴である「本」を組み合わせてデザインしました。9羽のセキレイは、9年間の教育課程で出会う多様な年齢や個性を表し、生徒たちが互いを尊重し、助け合いながら一歩ずつ成長する姿を視覚化した。また本郷の空に9羽のセキレイが形作る円は、学び舎や地域の人々に見守られながら育まれる健やかな心身と大いなる可能性を表現しています。

~校章デザイナー 北本 雅久 氏~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問合せ 会津美里町教育委員会こども教育課 電話0242-55-0344