こんなことがありました!

2018年5月の記事一覧

5/31 置き勉・整理整頓・ロッカーの改修

 最近,教科書が厚くなる傾向もあり,毎日の学習用具でいっぱいになった学校のかばんが重くなっています。その重量による転倒事故や脊柱の健康被害などが懸念されています。新聞報道等によると,教材の一部を教室に置いて帰る「置き勉」を認める学校が徐々に増えているようです。

 本校でも,今年度より,各教科で置いていって良い物を確認し次のように取り組んでいます。

・「学校に置いていっても良い物一覧表」で置いていって良い物を確認し,それ以外は持ち帰る。(例:保健体育 実技の教科書,学習ノート,ファイル)

・置いていく物は,各自のロッカーに入れ,整理整頓を心がける。

・各自の責任で管理する。また,他の生徒の私物にいたずらしない。

・その他,配慮が必要な生徒については,相談しながら進める。

 教室に教材等を置いていくことで,「家庭学習に支障はでないか」「教室が汚れないか」などの懸念もありますが,家庭での学習に必要な場合は持ち帰ることは当然ですし,すべて持ち帰るという教科もあります。整理整頓を心がけることで汚れへの懸念も払拭できます。

 生徒たちは,割り当てられたロッカーや机に学習用具を入れています。限られたスペースで整理整頓しながら持ち物を管理するのも大切な学習の一つです。その意味で,教室のロッカーの整理整頓には今後も力を入れていきたいと思います。

 なお,今年度から教室のロッカーの改修が始まり,今年は3年教室のロッカーが改修となります。生徒数の変化や「置き勉」にも対応できるよう,ロッカーの仕切り方を工夫する方向で改修を進めていく予定です。

 

5/30 臨時の全校集会 りんご摘果作業を振り返る

 6校時終了後,体育館で臨時の全校集会を開きました。

 月曜日に実施したりんご摘果作業を振り返るものです。今回のりんご摘果作業では,慣れない作業に一生懸命に取り組む生徒が多い中で,農家の方にお叱りを受けた生徒もいました。注意を受けた生徒以外にも,取組みに課題のあった生徒がいたようです。当日,各班ごとに振り返りを行いましたが,物事に真剣に取り組むことの大切さを考える大切な機会であると捉え,予定にはなかった全校集会を開きました。

 本校のりんご摘果作業も30年以上続く伝統行事となりましたが,年を重ねたがゆえに,始まった当時の経緯やねらいが十分に理解されないまま,毎年の行事として取り組んでいたという面も否定できません。今日の集会では,行事の意味や農家の皆さんの思いなども知らせ,この行事の重みを感じとってもらいました。

 集会の最後には,3年生が集会前の道徳の授業で話し合い,まとめたものを発表しました。3年生にとっては今回が最後のりんご摘果作業でした。残念な形で終わってしまった反省を踏まえ,後輩に今後の行事にしっかり取り組んでほしいこと,3年生とともにいっしょに頑張っていこうという話がありました。

 反省すべきことがあれば,しっかりと反省し,それを次に生かす。これからも,この姿勢を大切にしていきます。

 

 

5/29 1年生からの応援メッセージ 頑張れ!先輩

 西側の階段の踊り場に新しい掲示が登場しました。来週に迫った両沼中体連総合大会を前にして,1年生から2,3年生の先輩への応援メッセージです。

 一人一人がそれぞれの立場で,先輩方全体や自分の所属する部活動の先輩方などに向けた応援のメッセージが書かれています。短いですが,思いのこもった文章が並んでいました。

 いくつか紹介します。

 2・3年生へ 部活で2,3年生のみなさんががんばる姿をいつも見ていました。中体連では練習の成果を発揮して頑張ってください。

 先輩方へ 先輩方の頑張る姿はとても素敵で私の憧れです。今まで積み重ねてきた経験を活かして頑張ってください。応援しています。

 2・3年生へ 今年入部してから,忙しいのにもかかわらず丁寧に基礎から教えていただきありがとうございました。中体連では,今まで練習したことをいかして,全力でがんばってきてください。

 1年生の応援を受け,大会ではおおいに活躍してくれることを期待しています。なお,組合せ抽選は30日に行われますので,各部の参加計画や,この週末の学校だよりでお知らせいたします。

 さて,いつものように授業を参観していますが,今日は5校時目の教室のロッカーのかばんがきちんと収納されていました。昼休み後の教室というのは,どうしても乱れがちなのですが,朝と同じように整理整頓されているのは素敵なことです。

 

 これからも,いつでも整理整頓を心がけてほしいものです。

  

5/28  りんご摘果作業

 今日は本校の伝統的な行事である「りんご摘果作業」を実施しました。これは,より良いりんごを作るために,大きな形の良い実を残し,周囲の小さな実を摘み取る作業です。りんご栽培の中で最も重要な作業の1つとも言われています。

 本郷地域の15ヶ所の果樹園に分かれ,りんご農家の皆さんにご指導いただきながら,各班10名程度の3年生をリーダーとした縦割り班で,作業に取り組みました。

 学校のりんごの木も,用務員さんの指導を受けながら摘果作業を行いました。

 慣れない作業に一生懸命に取り組む生徒が多い中で,しっかりと取り組めない生徒も見られ,農家の方にお叱りを受けた者もいました。お叱りを受けるような行動はとても残念です。生徒たちに真剣に向き合っていただいた農家の方には感謝申し上げます。りんご栽培のことはもちろん,働くということの意味をよく考えるとともに,物事に真剣に取り組むことの大切さを,今後も機会を捉えて指導していきたいと思います。

5/27 ふれあい茶会 陶芸部が参加

 今日は本郷地区で炎の郷・向羽黒山城跡ふれあい茶会が開催されました。この茶会は,戦国武将蘆名盛氏が築いた国指定史跡「向羽黒山城跡」を含む白鳳山公園内をはじめ,町なかを会場として茶席を設け抹茶を味わうというものです。

 抹茶と言えば茶碗が必要となりますが,そこで登場するのが地元の伝統的工芸品である会津本郷焼です。本郷中学校には焼き物を制作する陶芸部があり,夏のせと市に参加しています。今日は陶芸部の活動の一つとして,会津本郷焼歴史資料展示室等で焼き物についての理解を深めるとともに,ふれあい茶会に参加しました。

 美味しい和菓子をいただきながら,抹茶を味わい,いろいろと教えていただきました。

 地域の行事に参加し,地域のよさに触れることは大きな意義のあることです。これからも機会をとらえて,様々な行事に参加していきます。