こんなことがありました!

02/07 発想力と色彩感覚/受験は団体戦

【発想力と色彩感覚】

 2年生が美術室で、思い思いに頭をひねったり、必死に鉛筆を走らせたりして作品作りをしていました。 「楽しい絵文字」という単元です。 イメージを生かして、教科名などの漢字一文字の絵文字をカードのように作る学習です。 毎年見られる光景です。 教科や文字のイメージを豊かに発想できるか、そしてそれをデザインして美しく彩色できるかが求められます。 まだ、イメージづくりに苦労している生徒もたくさんいました。 担当の五島先生も自分の発想を参考として黒板に張り出し、色番号まで紹介して支援していました。 たくさんの色鉛筆を持参して、意欲満々の生徒も見られます。 自由に発想を膨らませて、ユニーク(個性的)な作品を作り上げてほしいと思います。 出来上がったものは、各特別教室などの入り口に昨年の作品と交換で貼り出されるはずです。

   

  

【受験は団体戦】

 例年とは大きく違うとても暖かい冬になっています。 今日も春のような日差しです。 3階を歩いていると遠くに飯豊連峰が美しく輝いています。 このまま穏やかに過ぎてくれることを祈ります。

 同じく祈ることは3年生の「全員進路達成」です。 Ⅰ期試験は悲喜こもごもの結果となりました。 内定となった生徒はうれしいでしょうが、絶対に浮かれてはいけません。 もし勉強を怠れば入学してから大変に苦労します。そして、残念ながら内定とならなかった生徒は、今とても辛い身持ちでいることでしょう。 でも負けてはいけません。 通知の翌日、ある生徒がこんなことを言ってました。 「校長先生、この結果は神様が僕に罰(試練?)を与えたのです。 勉強が嫌いだから早く決まってほしいと考えていた僕がダメなんです。 これからまた頑張ります。」と。 誰だって早く楽になりたい気持ちはあります。 前向きに考えて一歩前進することが大切だと思います。 挫折から立ち上がろうと決意する姿に大きな成長を感じました。(間違っても幸せを羨んだり、人の不幸を望んだりしないこと。)

 ある先生が「受験は団体戦だ。」と言っていました。 「3学年という団体が、一人一人受験に挑み、互いに励まし合いながら全員で頑張ってゆくんだ。 合格した人に心からおめでとうを言い、残念だった仲間を我が事のように考えて言動に気を付け応援していく、そんな仲間であってほしい。」と。 大切な仲間たちだから、あともう少ししか時間は残されていないから、夏の体育祭の時のようにみんなで一丸となって頑張ってほしい。

 今日、3年生は実力テストで一生懸命問題に立ち向かっています。