こんなことがありました!

02/06 2つの道徳授業

 言い訳になってしまいますが、今日はやらなければならないことが色々あり、校舎を回って授業や生徒の様子を見ることがあまりできませんでした。 それでも3校時目、1年生2クラスが同時に道徳の授業を行っていたので、その様子をお伝えしたいと思います。

 廊下からざっと眺めてすぐに中に入ったのは1年2組の方でした。 3つのグループに分かれ、意見交換をしながら道徳的価値の内在化を図っていました。 次の学習指導要領完全実施から、道徳は「特別の教科 道徳」と呼ばれる教科となります。 国検定の教科書を使って授業が行われ、文章での評価も行われます。 その際、討論する道徳の授業をするように求められています。 今日の2組の道徳はまさにそれに合致した授業と言えます。 思うように自分の意見を言えない生徒もいたようですが、こうした授業の繰り返しでしっかりと「道徳心」を深め、自分を見つめなおす機会にして行ってほしいと思います。

   

 一方1組では、資料を2つ使って「友情」についてじっくりと深く考える授業が行われていました。 し~んと静まり返って、自分の考えをプリントに書き込んでいるところでしたので、静けさを破る(雰囲気を壊す)のがためらわられましたが、少し遠目に生徒たちの書いた内容を読んでみました。 意見の出ない静かな道徳は、教師がいろいろと話したくなってしまうところですが、そこはさすが西田先生、じっくりと時間を取って生徒たちに考えさせていました。 2組とは好対照でしたが、内容に合わせて工夫された授業でした。 1時間1時間の積み重ねが大切な心の成長につながります。

   

 

※ 放課後には、生徒会の各委員会が活動反省をしていました。 前回もお伝えしたと思いますが、後期からリーダーとなった2年生は、本当にしっかりと集団を引っ張り、会議をまとめることができるようになってきました。 自覚と共に子どもたちはどんどん成長するのですね。