こんなことがありました!

東日本大震災メモリアルデー

 10年前の東日本大震災の時におこったできごとを振り返ること、そして、記憶の風化を防ぎ、被災した人々への思いを共有することを目的として、本日1校時、映像と県知事のメッセージ、詳細資料を使って授業を行いました。教務が中心となって映像や資料をつくり、同じ内容をすべての学年で実施しました。生徒達も真剣に映像を視聴し、10年前のことも思い出しながら、地震や津波、原発事故のすさまじさ、そして防災への備えの重要さを再認識していました。ある2年生の感想には「海の近くに住んだことがないのでわからないが、いつもだったら美しい海がこのような津波によって大きく一変してしまうことを痛感した。このことを絶対、忘れないようにしたい。」と書かれており、福島県民として大事な意識を高めることができました。生徒達にはその復興が道半ばであること、原発事故による放射能被害や処理の問題など、今後も高い関心と意識をもっていてほしいと思います。
 そして、いよいよ明日、卒業証書授与式となります。感染症対策を十分行ったうえで、卒業生たちにとって思い出深い行事になるよう、職員・在校生一同、準備・実施していきたいと思います。