こんなことがありました!

1/26 文化庁による文化芸術による子ども育成事業で狂言を実施しました。

 本日、文化庁主催の文化芸術のよる子ども育成事業において、『狂言』を鑑賞しました。

 この事業は、子どもたちが優れた舞台芸術を鑑賞する機会を得ることにより、子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成、芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的としたものです。

 本校では、今年度、伝統芸能として『新鶴絆太鼓』を披露しましたが、日本の伝統芸能について、さらに理解を深める絶好のタイミング実施しました。

 本来なら、体育館で鑑賞させたかったのですが、新型コロナウィルス感染症防止のため、教室でのリモート形式でおこないました。

 演目は、「柿山伏」と「附子」という二つも演じて頂き、鑑賞のポイントや解説もあったため、とても楽しく興味深く鑑賞できたという感想を多くの生徒が持ったようです。

 600年前から続いている「狂言」ですが、本物の伝統芸能に触れさせたいという思いから、実施した事業ですが、やはり、本物に触れる体験に勝るものはないと感じました。

「柿山伏」の中での、「なぶる」は、からかうという意味、犬の鳴き声が実際とは違うこと、カツラオケ(箱)を柿木に見立てるなど、自分自身の想像力をはたらかせて鑑賞することの楽しさも学んだようですので、詳しくは生徒に聞いて見て頂ければと思います。

 「附子」という演目については、附子という意味は、「毒』という意味です。太郎冠者、次郎冠者の掛け合いがとても楽しかったです。ケチをする血大損するぞ、という題目でした。

 今日の「萬狂言」を鑑賞し、生徒たちは、また、素晴らしく『経験値』を高めることができました。