こんなことがありました!

09/20 後期の活動計画/思考を深める

【後期の活動計画】

 生徒会役員も改選され、各委員会も新しいメンバーになりました。 そこで昨日の放課後、第1回の委員会を開き後期の活動計画を話し合い決定しました。 2年生が委員長、副委員長になって委員会を引っ張ります。 慣れないために3年生がサポートしてくれたところもあるようですが、無事来月4日の生徒会総会に諮る原案ができたようです。

 執行部も自分たちのスローガンや活動方針を話し合っていましたが、それぞれの思いを一つにまとめつつ、自分たちの独自性をどう表現するか悩んでいました。 苦しんだ分だけいいものが出来上がるはずですので、3年生から質問されても堂々と回答できるよう自分たちの活動計画を充実したものにしましょう。

   

【思考を深める】

 4校時目、3年生は社会で「民主主義とは何か?」を学習していました。 真壁先生は教科書の内容(ケネディ大統領の逸話)だけでなく、日常の中のことがらをいろいろと扱いながら「民主主義」について思考を深めさせていました。

 一方、隣の2年教室では、押部先生が向田邦子さんの「字のない葉書」という作品を通して、疎開した弟が書いてくる葉書の「〇」がやがて「×」に変わる心情の変化を読み取らせようとしていました。(詳しくは生徒にお聞きください。) 戦争を扱い、平和について熟考させる大切な教材です。 1年生の「大人になれなかった弟たちに」からつながる文学作品です。 心が痛くなる、言葉が染み込む秀作です。

 こうした授業を通して、思春期真っ只中の生徒たちは、難しい抽象的な言葉の内容をしっかりと理解し、具体的な判断や行動につなげていきます。 思考を深め、少しずつ着実に大人への階段を上っています。 ご家庭でも授業の中身を聞いて子どもと討論してみませんか? 我が子の成長に驚かれるかもしれませんよ。