こんなことがありました!

11/28 繰り返し解いて学力向上!/校内レク大会「たかがレク,されどレク:下剋上」

 火曜日に期末テストが終了し,採点された答案用紙もほぼ返却されたようです。得点を確認するだけでは学力の向上・定着は望めません。テストをしっかりと振り返ることが大事であり,その中で「できなかったところをできるようにする」ことが大切です。今日の2校時目の授業の中でも,そのことを意識した取り組みが行われていたので紹介します。

 まず,3年2組の英語です。今日の授業で採点された答案用紙が返却されますが,教師はまず印刷された模範解答を配布しました。生徒は準備しておいた問題用紙を見ながら,それぞれの設問で正解したかどうかを確認していきます。模範解答のプリントに○や×をつけて自己採点していくわけです。つまり,模範解答を見ながらもう一度問題を解き直すことになります。この過程で自分の間違いに気づいたり,なぜ間違ったか考えたりします。最後に採点された答案用紙を受け取り,自己採点通りになっていたか確認します。当たったつもりでいたら間違っていた設問には注意が必要です(自分ではできたつもりになったいたということ,ケアレスミスもあり)。最終的に教師からの説明を聞いて,疑問点を解決していくことになります。

 こうした自己採点を行う力は将来の大学入試センター試験などで必要になります。そのために,まず自分が解答した答えを問題用紙に記録しておくこと,自己採点の時にその問題用紙を忘れないことが大切ですが,残念ながらきちんとできていない生徒も見られました。

 次に,1年2組の数学です。教室に入ったら期末テストと同じような真剣な雰囲気を感じました。実は期末テストの再テストを行っていました。前日の授業で答案用紙は返却され,教師が丁寧な解法の説明を行っています。それをふまえての再テストの実施です。最初のテストでは解けなかった問題を,その後の復習で解けるようにすることがねらいです。当然ですが,再テストでは問題の数字などは変えられていますので,答えを丸暗記しても正解できず,自分の力で解けるようになることが必要となります。

 他にも授業では様々な繰り返しの工夫がなされていますが,家庭学習においても同じことが求められます。その1つの手立てが宿題かもしれません。家庭でも工夫しながら学習を進めていきたいものです。

 本日午後は、3年生にとっては、中学校生活最後のクラス対抗の行事である、校内レクが行われました。昨年に引き続きドッジボール大会を保健体育委員会が企画運営してくれました。

 男女とも、白熱した試合が展開され、最後の最後に勝敗が決まるシーソーゲームもありました。試合の前にはクラスで円陣を組み、士気を高めていました。勝っても負けても笑顔でゲーム終了を迎えていたことが印象に残りました。3年生にとっては、受験勉強のストレスを発散する良い機会になっていました。また、3年男子が1年生と試合をするときには、時折優しさ溢れるプレーを見せるなど、成長の跡が感じられ、温かい気持ちになりました。

 閉会式では、学級委員長を中心に、優秀選手や、好プレー珍プレーに特別賞の選手を選び、全校生の前で発表され、温かい拍手が送られていました。