こんなことがありました!

6/3 学校再開

 晴天の気持ちのよい朝を迎えましたが、日中は、次第に薄曇りのやや蒸し暑い一日となりました。それでも昼休みには元気いっぱい校庭で運動に親しんでいる男子生徒の姿も見られ、たいへんうれしく思います。

 毎朝ご家庭で確認いただいている「検温カード」ですが、忘れてくる生徒もほとんどなく、本当にありがたく存じます。毎朝の体調管理は生涯に通じる大切な習慣にもなりますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。

 1校時、2年生の授業を参観しました。1組は、国語の授業でした。「枕草子」の1時間目で、「随筆」について「物語文」との違いから分かりやすく説明されていました。また、作者の「清少納言」についても、「宮仕え」をポイントに時代背景や人物像など生徒達の興味関心を高めながら丁寧に説明されていました。生徒達も、昨年度の「竹取物語」に続く古典作品ということもあり集中して説明を聴いていました。今後、日本を代表する「随筆」の素晴らしさに徐々に触れ、単元学習の後半には、自分流の「枕草子」を書くことになります。

 2組は、数学の授業でした。普段は、チームティーチングで2人の先生が指導にあたっていますが、今日は、ベテランの先生がお休みでしたので、若手の先生が一人で指導にあたりました。ちょうど「式と計算」の単元末の授業内容で、ワークブックを使って問題演習を行う内容でした。最初の場面では、カレンダーの中に潜む数字の関係を文字式を使って説明する問題の解説で、数字の関係性を色チョークを使って説明するなど工夫しました。その後、机間巡視しながら個別指導を行っていました。私も数学担当でしたので、少しだけ個別指導に参加しました。個別指導の充実には、やはり生徒一人ひとりについての理解が大切であることを改めて実感しました。

 

 1年生は、理科の授業に取り組んでいました。「種子植物の分類」という題材で、被子植物の「葉」と「根」のつくりから単子葉類と双子葉類の2つに分類するという内容でした。実際に植物を準備いただき葉や根の様子を観察するともに、黒板で、それぞれの特徴を丁寧に示すとともに、デジタル教科書で、根、茎、葉の様子も写真を示しながら分かりやすく解説していました。学習の後半には、プリントを配付し様々な植物を2つに分類する活動や友達と話し合うことで学びを深めていました。先生のハキハキとした説明や解説により生徒達も集中して学習に取り組めていたようです。

 清掃の時間では、ホコリを舞あげないように注意しながら、棒ぞうきんなどを使って活動しています。ドアの取っ手等、よく手が触れる箇所については、消毒液を吹きかけて拭くようにしています。手順等にもずいぶん慣れてきたようです。

 

 今日は、水曜日ですので「ノー部活動デー」です。放課後の時間を有意義に過ごさせたいと思います。