こんなことがありました!

6/13 大会を終えて 1つの区切り

 昨日,全会津中体連総体を終えました。大会の翌日というのは,疲れもあり欠席する生徒も出てくるものですが,今日はそうしたこともなく登校していました。朝の教室では,いつもと同じように生徒たちが朝の読書に取り組んでいました(少しは疲れが見られたか)。

 県大会に出場する生徒を除くと,多くの生徒にとっては全会津中体連総体の終了は,一つの区切りとなります(まだ,中体連以外の大会に出場する部もあります)。吹奏楽部や陶芸部はこれからもコンクールへの参加や作品制作が続きますが,3年生は運動部の活動から引退する者が多く,特設部の活動に参加したり,学習に力を入れたりするようになります。一方,3年生が引退した後の運動部の活動は2年生が中心となります。

 そんなわけで,今の時期は中学生にとって一つの区切りと言えます。これまでの取り組みを振り返り,新たな取り組みのスタートを切ることになる重要な時期です。そうしたことを踏まえ,今日はこれまでのこと,これからのことを考えさせる話が各教室,授業で行われていました。

 3年生の国語の授業では,話す・聞くの領域である「社会との関わりを伝えよう」という学習を「部活との関わりを伝えよう」と改題し,これまでの部活動を各自が振り返り,それをスピーチするという学習が行われていました。

 まず,スピーチのメモを作成します。この時間に自分のこれまでの部活動を静かに振り返っていました。後半は一人4分程度のスピーチです。時間の関係で全員がスピーチすることはできませんでしたが,メモを見ることはほとんどなく,まさに自分の思いを自分の言葉で話していました。同じクラスにいる違う部活動の人に伝えるという相手意識が明確であり,大会の結果等だけではなく,どんな思いで部活動に関わってきたのかを話していました。自分たちの取組みはもちろん,顧問の先生や先輩,後輩への思いがあふれるスピーチでした。自分の思いを言葉に表現できることはとても素晴らしいことです。そして,それをしっかりと聞いてくれる友達も素晴らしいと思います。

 こうした学習を通しながら一つの区切りをつけ,次に向かって進んでいきます。