こんなことがありました!

12/14 さまざまな振り返り

 2学期も残すところわずかとなり,様々な振り返りが行われています。先日は生徒,保護者を対象とした学校評価アンケートを実施し,現在,集計結果をもとに,これまでの教育活動の振り返りと今後の取り組みの検討を行っています。学校評価アンケートは4段階での評価ですが,平均値ではなく各段階の割合を精査し,数値が低くても1や2といった低い評価については大切に扱っていきたいと思います。後日,全体的な数値や考察などを掲載したいと思います。また,本郷地区学校改善委員会でも報告し,地域の皆さんからご意見をいただく予定です。

 さて,振り返りは学校評価アンケートだけではなく,様々な取り組みが行われています。本校では「生徒による授業評価票」を用いて,学級・教科ごと(例:1年1組の国語の授業)に授業の評価を行っています。学習の主役である生徒にとって日々の授業はどうなのか,よりよい授業のために具体的なアンケートを行っています。1学期末の結果との比較しながら,これからの授業改善に生かしていきます。

 また,学年や教科でも独自の振り返りが行われています。本日発行の3学年通信では,日々の生活についてのアンケート結果が掲載され,2学年通信には,生徒たちの反省が掲載されていました。4校時目の1年生の社会科の授業では,入学時に実施したものと同じアンケートを実施していました。入学当時に記入したものと比較しながら,自分の成長や現状を確認していました。

 これらのように,区切りの時期に振り返りを行うこと,そしてその振り返りを次のステップに生かしていくことが大切です。

 振り返りといえば,日々の授業での確認も振り返りと言えます。やりっぱなしは効果がありません。問題を解けば必ず正解か間違いかを確認し,間違っていれば正しくできるように復習が必要です。授業では,生徒が黒板に書いた答えを全員で確認したり,プリントの答えを模範解答で確認したりする活動が日常的に行われています。教師がワークシートを回収し,赤ペンで確認,助言する場合もありますが,問題集などで自分の力で振り返りができると学力も向上すると思われます。

 今日は朝の時間に「学習コンテスト(理科)」が実施されました。こうしたテストも振り返りですね。確認だけで終わらず,「できなかったところをできるようにする」取り組みを大切にしてほしいと思います。生徒の皆さんの頑張りに期待しています。