こんなことがありました!

11/27 今日の本郷中

 今日も曇りの朝となりましたが、校舎3階からは遠くに朝日に輝く飯豊連峰を見ることができました。

 

 朝練習の生徒達は今日も元気に活動しています。陸上の合唱もそれぞれ、生徒達の力のアップを目指して生徒達を導き、がんばりを支えています。土台作りのこの時期を、じっくりと着実に成長させたいと思います。

  2校時目の3年生の国語科の授業を参観しました。魯迅の「故郷」の読み取りの授業でした。昔は「豆腐屋小町」と呼ばれたヤンおばさんの風貌や言葉のやりとりについて、教師の発問に答えながら読みを深めていました。昔の美人との比較など生徒の興味や関心を高めながらの授業で、集中して話を聞いたり教科書を読んだりしていました。

 

 2年生は音楽の授業でした。ちょうど卒業式で歌う合唱曲について学んでいました。合唱コンクールを終え、歌うことについて自信を高めることができたようで、声量もすばらしく、教師のアドバイスを受けしっかりと応えながら取り組んでいました。感染リスクを少なくすることにも配慮し、換気やマスク着用、身体的距離の確保にも留意しています。

 

 1年生は社会の授業でした。南アメリカについての学習でした。有名なサッカー選手が亡くなったことにも触れながら南アメリカを概観し、今日は、アマゾン川周辺に学ぶことを確認しました。いつもどおり学習プリントを配付し教科書や資料等で各自調べ学習をしながら学びを進めていました。学び方も身についており、今日も集中して取り組んでいました。

 

 廊下には、12月の学習コンテストや自主学習に向けて、学習プリント等が置かれています。積極的に活用してほしいと思います。

 今日の5校時目は3学年対象に租税教室が行われました。町の町民税務課より2名の講師を招いて税のしくみや使い道について学習しました。租税教室の中で使われた金額をいくつか紹介します。

問題です。次の金額は何に使われているお金でしょうか。

①   8,439,000円

② 447,267,000円 (答えは最後に)

 租税教室では、税のしくみだけでなく、1億円のレプリカを持たせてももらったり、100万円の札束の見本を手に取ったりして重さや厚さを実感していました。そうした中で一番盛り上がったのが、300万で橋を架けるのに、年収700万で土地を持つAさん、年収200万で土地を持たないBさん、年収100万で土地を持たないCさんの3人でいくら負担するのが良いかをグループで話し合った活動でした。3人がどうやって負担するのが公平なのか、みんなで意見を出し合って真剣に考えていました。生徒たちが考えた負担方法をもとに、これは消費税の負担方法、これは所得税の負担方法、との説明を受けて、生徒たちも公平に負担することの難しさを実感していました。

 

さて、先ほどの答えです。①は生徒一人当たりの小中学校9年間の教育費に使われる税金の総額。②は本郷中3年生53名の9年間の教育費に使われる税金の合計金額です。これだけの税金が教育に使われていることに生徒たちも驚いていました。