こんなことがありました!

7/18 道徳の授業/様々な意見を生かす

 今日は4校時目に道徳の授業がありました。2年生と1年生の授業の様子を紹介します。

 2学年では教師がローテーションをしながら授業を進めています。今日は1組では2組担任が,2組では1組担任が授業を進めていました。2人の副担任はそれぞれの教室に入り,生徒の学びの様子を観察したり助言したりしていました。1組では「和樹の夏祭り」という題材で地域のことについて,2組では「美しい鳥取砂丘」という題材で規則の役割について考えを深めていました。

 ローテーションによる授業によって,教師は同じ題材での授業を2度行うことができ,また,複数の教師で授業を行うことで,道徳の授業について語り合う機会が増え,教材研究や指導法の深まりが期待できます。生徒にとっても様々な教師が道徳の授業を行うことで,新鮮な気持ちで授業に臨むことができるようです。

 1学年では学級担任がそれぞれの学級で授業を行っていましたが,扱っている題材は同じ「挫折から希望へ」でした。1組では教師が自らの合唱部指導の体験を語っているところでした。2組では生徒が3つの班に分かれ話し合いをしていました。

 同じ題材でも様々な扱い方があり,そこに教師の個性が発揮できるものです。教師一人一人のよさを生かしながら,これからも道徳の授業を進めていきます。

 

【様々な意見を生かす】

 学校は運営計画・運営ビジョン・年間計画等に基づいて教育活動を進めています。しかし,それが妥当なものであるのか常にチェックし,よりよいものを目指していくことが求められています。

 今週は16日(火)に保護者懇談会,17日(水)に学校評議員の会,そして今日は午前中に社会を明るくする運動の会の皆さん7名が来校,午後には本郷地区学校改善委員会(こども園,小学校,中学校の関係者と地域の方が集まって協議)が開催されました。

 まず,学校は保護者や地域の皆さんに日々の取り組みを説明する必要があります。具体的には年度当初の会合,学校だより,ブログ等での広報などがあります。また,地域の皆さんには会合等で直接説明しています。

 その上で様々なご意見をいただくことになります。保護者の皆さんには「学校評価アンケート」を実施して日頃の教育活動を評価していただき,具体的なご意見をいただいています。また,地域の皆さんには,「学校評価アンケート」の集計結果を見ていただいたり,直接お話ししたりしながら,質問に答えたり,提案をいただいたりしています。

 本日午後に開催された本郷地区学校改善委員会では,委員への委嘱状交付の後,園長・校長から運営ビジョンの説明がありました。その後,こども園,小学校,中学校の連携やメディアコントロールのあり方などについて意見交換がなされました。その場で課題が解決するわけではありませんが,取り組みの方向性を共有する上では大きな意味がありました。

 日々の教育活動を充実させていくために,様々な意見を生かしていきたいと思います。生徒の健全育成にあたっては,学校はもちろん,家庭も地域も当事者であることを踏まえ,意思の疎通を図りながら協力して進めていきたいと思います。