こんなことがありました!

5/31 置き勉・整理整頓・ロッカーの改修

 最近,教科書が厚くなる傾向もあり,毎日の学習用具でいっぱいになった学校のかばんが重くなっています。その重量による転倒事故や脊柱の健康被害などが懸念されています。新聞報道等によると,教材の一部を教室に置いて帰る「置き勉」を認める学校が徐々に増えているようです。

 本校でも,今年度より,各教科で置いていって良い物を確認し次のように取り組んでいます。

・「学校に置いていっても良い物一覧表」で置いていって良い物を確認し,それ以外は持ち帰る。(例:保健体育 実技の教科書,学習ノート,ファイル)

・置いていく物は,各自のロッカーに入れ,整理整頓を心がける。

・各自の責任で管理する。また,他の生徒の私物にいたずらしない。

・その他,配慮が必要な生徒については,相談しながら進める。

 教室に教材等を置いていくことで,「家庭学習に支障はでないか」「教室が汚れないか」などの懸念もありますが,家庭での学習に必要な場合は持ち帰ることは当然ですし,すべて持ち帰るという教科もあります。整理整頓を心がけることで汚れへの懸念も払拭できます。

 生徒たちは,割り当てられたロッカーや机に学習用具を入れています。限られたスペースで整理整頓しながら持ち物を管理するのも大切な学習の一つです。その意味で,教室のロッカーの整理整頓には今後も力を入れていきたいと思います。

 なお,今年度から教室のロッカーの改修が始まり,今年は3年教室のロッカーが改修となります。生徒数の変化や「置き勉」にも対応できるよう,ロッカーの仕切り方を工夫する方向で改修を進めていく予定です。