こんなことがありました!

9/20 陶芸教室 地域の伝統工芸に触れる

 午後,陶芸教室が行われました。本校で長く続く伝統的な行事の一つです。財団法人 伝統的工芸品産業振興協会による児童・生徒に対する教育事業として,地元の窯元の皆さんのご協力を得て実施しています。今回は9つの窯元から18名の指導者に協力いただきました。

 最初に,体育館でご指導いただく皆さんの紹介があり,引き続き酔月窯の西田理人さんから,会津本郷焼についてのお話をいただきました。発展の歴史やその中での先人の苦労などを具体的に知ることができました。

 その後,各教室,窯元で学年混合の班ごとに3年生を中心に制作に取りかかりました。事前に構想を練りアイデアスケッチをしていたので,すぐに制作に取りかかることができました。一人500gの粘土をすべて使いきるよう,窯元の皆さんから指導いただきながら熱心に制作していました。当然ですが,窯元ごとに使用する粘土も異なり,手法も様々で「ろくろ」を使うところもありました。生徒たちは皿,花瓶,湯のみ,コーヒーカップ,茶碗など様々な作品に挑戦していました。焼き上がりが今から楽しみです。

 実際に制作を体験することで,もの作りの楽しさを味わい,伝統工芸の奥深さを知るとともに,地域の素晴らしい伝統への理解も深めることができたようでした。

 ご協力いただいた窯元の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。