こんなことがありました!

2/3 本郷地区を活性化させるためには?(2年国語の授業)/道徳の授業(3年)

 新しい週がスタートしました。インフルエンザによる出席停止の生徒もようやく0となりましたが,健康管理には今後も十分注意したいものです。1・2年生の掲示物では,期末テストに向けた意気込みが感じられました。

 さて,今日は3校時目の2年1組の国語の授業の様子を紹介します。パネルディスカッションについて学んでいます。今日は初めて実際にパネルディスカッションを行いました。これまで班ごとに分かれて準備を進めてきたことを踏まえ,授業が進められていました。

 テーマは「本郷町を活性化させるためには,どんな施設を作ったら良いのか」です。A:商業,B:娯楽,C:観光,D:学校,E:宿泊の5つの立場に分かれています。発表者の後ろに同じ班の生徒が座り,時に相談しながら発表や質疑応答,意見交換を進めまていきます。司会は生徒が行います。

 これまで班内で調べたり,考えたりしたことを発表するとともに,資料を提示して理解を深める工夫をしていました。黒板に余裕があればプロジェクターで拡大して提示しても良かったかもしれません。班のメンバーでかけ声を掛けるなどの工夫も見られました。

 生徒の皆さんは,発表者の意見をワークシートにメモし,その内容を理解しようと努めていました。スピーチをメモするのは大変ですが,相手の考えを踏まえて発言するためには,まずしっかりと聞き取り,相手の意見を理解することが大切です。

 意見交換の中では「活性化させる」ことの捉え方が班によって異なる部分があり,そのことが具体的な方策の評価に違いを生じさせていたようです。今回が初めてということで,反省点も多かったと思いますが,体験して初めて気づくことは多いものです。今日の気づきを次の授業で生かしてほしいものです。

 人の話を聞く,自分の考えを相手に分かるように伝えるのは大切なことであり,コミュニケーション能力の向上が社会でも求められています。この授業のように,話すこと・聞くことを大切にした取り組みをこれからも各教科で進めていきたいものです。

【道徳の授業(3年)】

 本校では,全学級同じ時間に道徳の授業を行うことを基本としていますが,都合によりその通りに実施できない場合があります。今日は6校時目に3年生だけが道徳の授業を行っていました。先日,1・2年生と同じ時に実施できなかったためです。

 今年度は35回の道徳の授業の完全実施に取り組んでいます。