◆12/06 伝統芸能(太々神楽、西勝彼岸獅子、早乙女踊り)体験学習
昨日午後、総合的な学習として1、2年生が「伝統芸能体験」の本格的な学習をスタートさせました。 保存会などの地域の方々を講師としてお迎えし、基礎的なご指導を受けました。
1年生は「早乙女踊り」です。 早乙女踊りは旧高田町佐布川地区に伝わる、本来その地区の長男のみが踊るとされたものですが、時代とともに伝統の継承のため長男以外でも踊る場合もあるようで、本校では1年生全員が体験し踊れるようになることを目指します。
初めに、前区長の小林誠一様に講話をいただき、歴史や現状、道具を使った具体的な踊り(仕草)の一部まで具体的に話していただきました。 「踊りの中腰はずっと続くのか?」との生徒の質問にも、「そのほうがいいね。」と丁寧に答えていただく場面もあったそうです。
その後、ビデオで本物の踊りを再度(先週も見ています)視聴し、20回ほど繰り返し練習しました。
一方2年生は、「太々神楽」と「西勝彼岸獅子」に分かれ、それぞれに練習を行いました。 講師の方々が、なんと13名も来てくださいました。 たいへんにありがとうございました。
太々神楽は、踊る(舞う?)グループ、演奏するグループ(締め太鼓と篠笛)、衣装制作グループと分かれる前に、本番と同じ舞台設定、衣装で踊りを見せていただきました。 その後打ち合わせをして、踊るグループは所作や動きを一つ一つ指導いただき音楽に合わせて動きを繰り返しました。 太鼓のメンバーは具体的に道具を使って演奏練習できましたが、笛のほうは本数が足らず楽譜(?)や演奏の説明をしていただきました。
西勝彼岸獅子は、講師の説明後、早々にビデオを見て動きの確認を全体で行いました。 何度も何度も繰り返し頑張っていました。 足の運びや手の動きがなかなか難しいようでした。
演奏組(お囃子)はびっくりするほど呑み込みが早く、教えていただいた方からお褒めの言葉をいただきました。 笛も太鼓も教えあう姿が素敵でした。
授業が終わって、生徒たちから「昼休みに自主練していいですか。」との声が上がったそうです。 意欲満々で素晴らしいと思います。 自ら学ぼうとする姿勢をどのように生み出すかを教師も学ばなければと考えました。 今後、学習が進む中で生徒たちにはぜひ郷土を愛し、社会とのつながりを考えていってほしいと思います。
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