◆10/19 要請訪問(指導主事来校)/県立高校定員減
【要請訪問(指導主事来校)】
先週金曜日、音楽科の授業研究会に会津教育事務所より小向指導主事に来ていただきました。 指導主事とは教員を指導する立場の方で、このように学校側からお願いして指導主事に来ていただく形態を「要請訪問」と呼んでいます。
音楽科の先生は少ないため、互いに授業を見合う互見授業は難しく、ましてやいろいろと専門的に指導してもらえる機会は限られてしまっています。 研究授業は教員も緊張しますが、生徒も多くの先生に見られることで真剣さが増し、自然と身に付ける学力は量が増え質も高められます。 いつもいつもとはいきませんが、現職の先生方が指導力、授業力を高め、その成果を生徒に還元できるように計画的に研修を深めているところです。
授業では、素直な生徒たちが教員の指導、働きかけに一生懸命応え、最初の頃の歌い方と比べ、授業が終わるころの表現力はかなり変化していました。 指導が良かった点、今後改善すべき点などを、授業者と指導主事、管理職とが話し合い、授業研究会は大きな実りがあったと思います。 指導主事の先生のお話に、授業者の増田先生は何度も頷いていました。 貴重な勉強の場となりました。
【県立高校定員減】
金曜日の新聞一面に、来春の高校入試の県立高校定員が発表されました。 会津地区では会津学鳳高校が定員240人から200人になり(学鳳中からの進学者を除き)、会津工業高校では、電気科と情報技術科がなくなり(実質、統合され)電気情報科が新設されますが、入学できる人数は40人減ることとなります。 同様に、喜多方高校と喜多方東高校が統合され、新しい喜多方高校は定員が200人となります。 こちらも実質1クラス(40人)減です。
昨年まで、少子化や市内高校への希望が多くなる傾向があって、定員を割る高校が増えています。 市内高校は年々門が狭くなっていると言えます。 自分の希望する高校へ入学するには、やはり学力を上げることが最も確実といえるでしょう。 3年生諸君、会津全体との競争に勝つべくまずは学習時間を増やして、学力を高めてほしいと思います。
ちなみに、再来年には大沼高校と坂下高校が統合され、令和5年度からは会津農林高校と耶麻農業高校が一つになる予定です。 年ごとに会津の高校は様変わりしていきます。
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