こんなことがありました!

◆06/23 短歌の鑑賞/掲示から学ぶ

【短歌の鑑賞】

 今、TVで俳句を取り上げた番組が人気を呼ぶなど、日本独自の文学世界が注目されています。

 2年生は、今日「短歌」を学んでいました。 教科書に載っている短歌の中から、情景を想像しながら、自分の感性で何が詠まれているか、作者の心情を慮(おもんぱか)る授業です。 ひとつひとつの言葉のイメージを確かめ、一首の世界に入り込んで考えているようでした。 いつ、どこで、だれが、何を、どうしているのか、五感で感じる色や音や動き、触感などを読み取れればと思います。 五・七・五・七・七の31音(みそひともじ)に込められた思いを感じ取るのは簡単ではないでしょうが、自分なりに想像を広げて味わえればと思います。 次時以降は、鑑賞文を互いに発表し合い、作品分析を深めていくことでしょう。 

    

不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心(石川啄木)

くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる(正岡子規)

 

【掲示から学ぶ】

  感染症対策と熱中症予防のどちらも注意していかなければなりません。 コロナ対策でマスクをしていると熱がこもり顔全体の温度が上がります。 気温が高かったりすると熱中症になりやすいようです。 かといって、マスクを外すわけにもいかず、熱中症予防には「水分摂取」を呼び掛けています。 保健室前の掲示物(学校保健ニュース)には、熱中症が起こるしくみが説明され、尿の色での体内水分のチェック、水分補給のアドバイスなどが書いてあります。 とても勉強になります。

 自分の健康は自分で守るのが基本です。 そのためには、少しでも健康に対する知識を学んでおかなければなりません。 生徒がよく目にできるこれらの掲示物から、ぜひ自分に必要な知識・知恵を知ってほしいと思います。

   

 

※ 生徒がよく使っている公衆電話の前に、ポスターが貼ってあります。 「24時間いじめ相談ダイヤル」のポスターです。 学校では、計画的に年数回いじめアンケート調査を行い、また、生徒との教育相談の機会を設定していじめの防止、早期認知、早期解決を図ろうとしています。

 生徒の様子に何か気になることがありましたら、遠慮なくまずは担任か学年スタッフにご相談ください。 部活動の顧問でもいいですし、管理職やスクールカウンセラーも対応させていただきます。