こんなことがありました!

◆02/26 2年伝統芸能中間発表会

  昨日、2年生が12月から練習を重ねてきた郷土の伝統芸能(太々神楽、西勝彼岸獅子)の中間発表会を実施しました。 前日から、今年初めて制作にチャレンジした獅子頭と太鼓(くるむ布)等の作品が会議室に並んでいたり、アイロンがけされた衣装がハンガーに係っていました。 生徒だけでなく、ご指導いただいた皆様や先生方の意気込みが伝わってきます。

  

  4校時目に会場準備として、注連縄(しめなわ)に紙垂(しで)を張ったり、舞台を掃除したり、イスを出したりしました。 両袖の控室には、大切な衣装・小道具等も置かれました。 一生懸命に働く生徒たちです。 

  

 4校時目の最後、第1部として、渋井君、鈴木さん、熊田さんが郷土理解学習のあゆみを発表し、太々神楽と彼岸獅子について改めて理解の確認をしました。

 

  そして午後13時40分より、第2部、太々神楽(前半)、彼岸獅子、太々神楽(後半)の発表となりました。 太々神楽では、まず初めに口上があり、その後「清の舞」「大蛇退治」「農耕舞」「太平楽」が披露されました。 写真を見てもらえばわかりますが、緊張の中堂々とした舞でした。 練習の成果が十分発揮できたと思います。 笛と太鼓を担当した生徒たちも、よくぞここまで演奏できるようになったものだと思えるほど頑張りました。

           

  太々神楽が終わると、次は「彼岸獅子」の出番です。 神聖な舞いから、一転して鮮やかな衣装をまとった踊りが披露されました。 弓と棒をもって先導する2名に続いて、獅子頭を被った3名が登場し、最初の3名が「前トーレ」を、次の3名が「横トーレ」を、そして最後の3名が「下トーレ」を踊りました(3種類の踊りがあります)。 この一連の発表を2つのグループが行いました。 笛と太鼓はすべての踊りで調べを奏でました。 

     

 素晴しい中間発表会になりました。 当日の発表は行わず、面・獅子頭・衣装・小道具作成に頑張った生徒もおり、すべての生徒が郷土理解学習に一生懸命に取り組みました。 先輩たちがつないできた伝統をしっかりと受け継いでくれたことが何よりうれしく思います。 また、ご指導いただいた保存会の皆様も大変に喜んでくださいました。 2年生の皆さん、先生方、本当にご苦労様でした。 4月に本発表を計画しています。 コロナ禍が少しでも収まり、生徒たちの素晴らしい学習成果が保護者の皆様の前で発表できればと願っています。

 

※ 毎朝のアルコール手指消毒が少し変わりました。 足踏み式の装置を購入しましたので、ポンプを手で押すのではなく、ペダルを踏んで十分な量の消毒液を手に噴霧しすり込むことになります。 よりよい手段・方法で感染防止を図っていきたいと思います。