日誌

伝統(その2)

 昨日、本郷中学校で、吹奏楽部の生徒のソロコンサートが開催されました。
案内を頂いていたので、私をはじめ、生徒を受け持っていた担任と本校吹奏楽部顧問の先生達と出かけてきました。
 今の中学校3年生が第1回の本郷小学校の卒業生になりますので、小学校の先生方にしてみれば、中学生は、全員が知った顔、知った生徒達ということになります。
 やんちゃだった子ども達が、どれだけ成長しているのか…期待とちょっぴりの不安。でも、堂々とたった一人で自分の楽器を演奏しきった生徒達の姿を目の当たりにして、小学校の先生方は、うれしさと誇らしさでいっぱいでした。
  
 中学校の吹奏楽部の顧問の先生のお話では、昨年の11月の文化祭終了後から、生徒達は、曲を選び、曲のできた背景や時代を調べ、時には歌詞の内容を考えて、表現を考え練習してきたとのこと。
 こうした、自らが課題を持って、そのよりよい解決に向けて取り組む姿勢は、小学校から中学校へときちんと受け繋がれているのだなあ…と一人自己満足して帰途につきました。
 帰り道は、雪が降り出してとても寒かったのですが、気持ちはとってもポカポカしていました。
 さあ、今年度の卒業生もきちんとその伝統を引き継いでいけるよう全職員一丸となって残り30日取り組んでいきます。